晴天の青空に、「十月二十六日」の白い月が南中…。

庇・波板からずり落ちる、積雪。

積雪の翌朝は、昔から言われている通り、厳しい冷え込みでした。
アメダス、最低気温は氷点下6.8度(5:50)、日中は日差しの温もりがあるようです。
気象予報士の、お天気一口メモは、「冬将軍去って、太陽ありがとう…」
軒先から積雪がずり下がり、どんどん融けることを期待します。
オベリスク仕立て、「コトネアスター」の赤い実が、雪の白に映えて、目が覚めるようです。


裏の「リギダ松」、積雪に朝日があたって見事な美しさです。

快晴の青空、今朝に出た「十月二十六日」のお月さまが見えるはず…。
白く細い月なので、目を凝らして探しました。
柿の木の枝の間、白い「積雪」と朱色の「守り柿」と一緒にカメラに収めました。
志賀勝:『月と季節の暦』によると、南中時刻は、9:02(東京)です。
全天では意外と小さく、視力検査のつもりで、お月さまを探してください。

月齢25.4、だいぶ細くなりました。(9:14)

昨夜、「シンビジウム」や「プレクトランサス」など、鉢花の緊急避難は大正解でした。
4部屋に取り込んだ鉢に、一通り水やりをしました。
ゲッカビジン(月花美人)」の葉挿し、ガラス水槽の中で寒さよけ、発根を期待しています。

テレビを停め、ラジオに切り替えると、ちょうど「すっぴん」、賢治童話「注文の多い料理店」、二人の若い紳士の西洋料理店での1シーン…。
「どうもおかしいぜ。」
「ぼくもおかしいとおもう」
「たくさんの注文というのは、向こうがこっちへ注文してるんだよ。」
落語に登場する人物に替えて、演出…。
「人を食った話…。」と、見事な落ちが付きました。
アメダス、最高気温は7.4度(14:50)、「小春日和」と言える日も、あと僅かに」なりました。
明日の朝も、「放射冷却」で、厳しく冷え込む予報です。
5時起きで、細い「十月二十七日」のお月さまを観よう。