「大根採り」、田んぼに軽トラが…。

収穫した「おでん大根」。

早朝の4時半、外に出ると満天の星…。
久しぶりの快晴で、板塀のトタン屋根にはビッシリと霜が…。
放射冷却で、もっと気温が下がるはず…。
アメダス、最低気温は氷点下2.6度(6:30)。
「午前中は、日差しの温もりが感じられます。」と、気象予報士が告げました。
裏道の水溜りが凍って、路面は凍てついています。

子どもの頃、氷を割りながら登校したことを、思い出します。
スイセンノウ(酔仙翁)・リクニス」、葉の産毛には、びっしりと霜が…。

水曜日は、埋め立てゴミ出し日、急いでまとめて出しました。

今日で11月が終わり、「大根」と「白菜」の収穫のタイムリミットです。
今朝は路面が凍ったし、明日は雨の予報…。
今日がチャンスと、10時過ぎに軽トラで野良回り…。
「景観保全作物水田」は冬景色、日陰の水溜りは凍っています。

さて、いよいよ、軽トラを水田に乗り入れて横切り、畑に近づきます。
急がないとヤバイ!、10時半、日差しを浴びて田んぼが泥濘み始めています。
急ぎ、大根と白菜を抜いて、軽トラに積み込みました。

4躯に切り替えて、おもむろに発進…?…?。
「泥濘みにはまらないように、気を付けて!」と、妻が告げた言葉通りになってしまいました。
スコップや板などの脱出用の物を持ってくるように、妻に電話…。
その間、車輪の前後に藁を挟んでも、空回りしながら深く潜り込むばかり…。
JAFのお世話にならないと…、だけど、電話番号が分からない…。
妻が来て、スコップで土をどかし、板を挟んだりしていたら、なんと、坂道から大型トラクターが近づいてきます。
あーら嬉しや、「地獄に仏」とは、こういうこと…。
遠方からも、田んぼに停まったままの軽トラが見えて、おかしいなと…。
田んぼをお願いしている方が、運良く気づいてくれたのです。
ワイヤーを掛けて、ものの5分で、脱出成功!
ご親切に、どうもありがとうございました。
失敗の原因を考えると、基本的には、田んぼの土の状態を無視したことです。
土が凍結状態の早朝なら良かったかも知れませんが、果たして大根が抜けたかどうか…。
軽トラの車輪を、藁の上でなく土の上に停めたこと。
1週間前、軽トラで乗り入れた時に、全部、収穫すればよかった。
今日の失敗で、いろいろ勉強になりましたが、「後の祭り」と言うものです。
アメダス、最高気温は8.0度(13:20)、明朝は、雨の予報です。