「ベニシタン(紅紫檀)」にも赤い実が…。

「ハボタン(葉牡丹)」で飾られた玄関

予報の雨は、昨夜遅くにわずか降ったようです。
雨は上がりの朝は濃霧…、浅間山は見えません。
アメダス、最低気温は3.6度(3:00)、日中は暖かくなる予報です。
ただし、「暖かいのは今日一日だけ…」と、念を押すように気象予報士が告げました。
アメダスで雨量を調べると、昨夜遅くに0.5ミリと表示がありました。
庭先、オベリスク仕立ての「コトネアスター・シャリントウ(車輪桃)」の赤い実には雨滴が着いて、雨上がりであることが分かります。

すぐわきにも「コトネアスター」の鉢がありますが、園芸改良品種で、実の赤みがずっと鮮明です。

こちらは茎が長く伸びる性質から、スタンダード仕立てで楽しみたいと考えています。
両者は「賢治ガーデン」にも植栽されているので、それぞれを「玉作り」と「スタンダード仕立てにしたいと考えています。
「ひろば」には、匍匐性の「コトネアスターがあり、土手に張り付くように広がって、冬期間も、銀葉と赤い実を楽しませてくれています。
もう一種、コトネアスター属の植物を忘れてはいけません。
お馴染みの「ベニシタン(紅紫檀)」で、我が家にも、「ひろば・賢治ガーデン」にも植栽があります。
「ベニシタン(紅紫檀)」の赤い実は、落ち着いた赤色です。

「ベニシタン」Cotoneaster horizontalis は、バラ科落葉または半常緑小低木とされ、特徴的な枝ぶりから、盆栽風の鉢植えや、ロックガーデンに利用されます。
若い頃に通勤の帰途、バスを待ちながら店頭に並んでいた「鉢植え」を衝動買いしました。
5号鉢で500円也…、窮屈な根っこに針金を巻かれた枝のまま、とうとう赤い実も見ずに、植え替えされること無く枯らしてしまいました。
若い頃に盆栽なんて無理な話ですね…、やっぱり年寄りの仕事です。
そろそろ鉢上げし、挑戦してみようかな…。
予報どおり暖かくなったので、昨日のキウイ整枝の片付け作業、「モミジガサ(紅葉傘)」の播種などを進めました。
東北地方の山菜・「しどけ」で、賢治作品にも登場してきます。

薄雲を透かして「霜月七日」のお月さまが、中空にほんのりと照りました。(16:53)

アメダス、最高気温は15.1度(13:10)、11月中旬並の気温とか、暖かでした。