寒風に耐える、「賢治ガーデン」の木々…。

暗雲が赤く染まって…。(28.12.8)

二十四節気「大雪」、本格的な冬になってきました。
アメダス、氷点下4.4度(6:10)、今朝も氷点下の冷え込みです。
日の出前の空には、暗雲が赤く染まり、今日の天気が心配になります。(6:42)

氷点下も4〜5度になると、「アオキ(青木)」や「シャクナゲ(石楠花)」など常緑の葉は、凍えて縮みます。

今日は、12月の「ひろば」運営委員会(さくのわ・はな物語)、朝から出かけました。
「賢治ガーデン」の管理・世話について報告したことの項目、一部です。
冬越しする草木の観察を楽しみ、自然の営みに触れてみましょう。
(1)常緑の葉や、熟す果実
◯緑の葉と赤い実の「ソヨゴ」は、伊那や木曽地方です、縁起の良い木・栄木として、門松に添えられる。(島崎藤村:「夜明け前」に記述あり)
(2)寒さに耐える、「冬芽・蕾」
「トチ(栃)」:樹脂状物質で保護 「ジンチョウゲ沈丁花)」
ミツマタ(三椏)」「ホオ(朴)ノキ」「アセビ(馬酔木)」
(3)冬期間にも開花する、草花
フユシラズ(冬知らず)」「野生のイチゴ(苺)」
(4)葉柄が落ちた痕・葉痕
「オニグルミ」「アジサイ」「アフチ」「モクゲンジ」など
(5)落ちた種子、貯蔵球根の発芽 (略)
(6)茎に発生する、「氷の華」(略)
会議が終了後、「賢治ガーデン」で冬越しする木々を改めて観察しました。
「オニグルミ」の葉痕・冬芽です。
来年の干支は酉(鶏)、「鶏・鶏冠」、贔屓目にみてください。

「トチ(栃)」の冬芽と葉痕です。

宮沢賢治童話:「雪渡り」に、〜赤い封蝋細工のほおの木の芽が〜
「ホオ(朴)ノキ」の冬芽と葉痕

浅間山の火口から、ぽっかりと白煙が昇りました。

アセビ(馬酔木)の蕾」が、斜面の土色に紛れて…。

◯賢治ガーデンの草木から、「コトネアスター」や「ヒオウギ」、赤や黒い実や緑の葉など、リース作りの材料に、子育てチームの皆さんに利用してもらうことにしました。
霜月十日」のお月さま、4時前には、東の空高く昇りました。(15:46)

アメダス、最高気温は7.9度(16:00)、寒い日でした。
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