孫娘と「小正月」の「繭玉作り」。

孫娘の、「繭玉作り」。

夜半に激しい風音がして、今朝のお天気が心配でした。
朝、外に出ると、珍しく雲が広がっています。
アメダス、最低気温は氷点下3.3度(1:00)、予報ほどは冷え込みませんでした。(軽井沢は、氷点下9度ほどに下がりました。)
第一金曜日は、今年初の「古紙出し日」、2月以降は、不要な本や雑誌などをまとめて片付けるつもりです。

孫娘の自主勉強として、「繭玉作り」を計画しました。
昨日のうちに用意した「カワヤナギ(楊)」、バケツの水はガチガチに凍り、銀色の芽が膨らんでいます。

本来は、小正月」の行事として14日か15日に行います。
しかし、どんど焼き」が8日(日)だというので、先取りして実施します。
レシピを手に、じいちゃん、ばあちゃん総出で、午前中かかって作りました。
鶏やうさぎ、南瓜やトマト、ピーマン…、ピカチュウなど、ユニークな物も楽しんで作りました。

卓上用に、小型・ミニサイズも作りました。

佐久市志・民俗編』を繙くと、「物作り」は、「まるめ年」に記述があります。
〜稲の花がたくさん咲き実を結ぶようにとか、眉や野菜が大当たりするようにという願いを込めて、家中総出で作った。
〜団子をさす木は、山桑がよいとされたが、櫟、楢、楊樹なども使った。
〜15日の「どんど焼き」には、一枝、持参して正月さまの火で焼き、家中で風邪などひかないようにと分けて食べるのが例であった。(以上、略記)
『しなの植物ごよみ』(丸山利雄)から、引用します。
〜団子をさす木は、地方によってケヤキであったり、ヤナギであったりすることもありますが、多くはミズキを使います。
ミズキ(水木)が使われるわけ
? 枝が細かすぎず、太さがちょうどいい。
? 枝が赤く、美しい。
? 毒がない植物である。
? 枝ぶりが水平で、天井下に飾りやすい。
? 水不足を祈るのにふさわしい。
? 火災の難を逃れるまじないになる。
今日「十二月九日」のお月さまは、上弦の月です。
真南の位置で観るために、志賀勝:『月と季節の暦』で、南中時刻を調べました。
18:09(東京)、佐久市はやや西に位置するので、約8分遅れの18:17頃に観ることにしました。
見事な「上弦のお月さま」です。(18:15)

アメダス、最高気温は2.9度(13:50)、日照が少なく寒い一日でした。
明日の朝は、厳しい冷え込みを覚悟しなければなりません。