寒風が、「ひろば・賢治ガーデン」にも…。

近年は、「乳酸菌入りショコラ」が…。

夜中に、何度か風音で目が覚めました。
朝のラジオ「今日は何の日」で、「冬季長野オリンピックの開会式…」
19年前の感動が、前年の「長野新幹線」開業の歓喜とともに、蘇りました。
アメダス、最低気温は氷点下3.2度(6:20)、風の冷たさが体感温度をいっそう下げています。
 「バレンタインデー」が近づき、チョコレート商戦が活発に、乳酸菌入り製品も並んでいます。
 NHKテレビ「あさイチ」でも、「チョコレート」が扱われました。

チョコレート・菓子つくりと言えばベルギー、板チョコ1枚が4,000円…。
近年は、ギフトよりは自分へのご褒美で購入するのだそうです。
著名なパテシエが、生産地ごとのカカオ豆について、その特徴などを解説していました。
コーヒー豆と同様、奥が深いことに感心しました。
そこで、カカオ豆の材料・「カカオノキ」について、調べてみました。
『世界の植物』に、果実の様子が写真とともに説明されています。
奇妙な形ですが、板チョコのパッケージに描かれている果実の外見です。

写真の説明を引用します。
 カカオノキは典型的な幹生果。花期ははっきりせず、年中開花して結実する。
花が果実になる確率は、花200〜400個に対して、1個の割合。
チョコレートの日本への伝来ははっきりしないが、寛政9年(1797)の長崎丸山遊女の『貰品目録』に「コヲ匕豆1箱、チョクラート」などと書いてあることから、江戸時代中期にオランダ人によってもちこまれたものと思われる。
「カカオ」について、『広辞苑』から引用します。
(もとナワトル語)アオギリ科の常緑高木。中南米熱帯の原産。(中略)
花は、幹に直接つき、小形5弁、淡紅色。果実は逆円錐形、多肉で、熟すと橙黄または赤褐色。粘質の果肉内に50〜100個の種子を含み、種子はその脂肪を除去し、ココア、チョコレートを製造。ココアノキ。
「ありがとう、チョコレートの元・カカオノキさん…。」
今朝の新聞・投書欄に、「晩酌を止めて板チョコで健康つくり…」、読みながら頬がほころびました。
午前中、市立図書館とひろばの事務所に、「賢治を読む会」の資料を届けました。
冷たい風が相変わらずですが、「ひろば」の残雪はほぼ消えています。

樹木に残る「葉痕」を観察してみました。
「アフチ・センダン」の葉痕です。

「モクゲンジ」の葉痕です。

アジサイ」の葉痕も、なかなか面白いですよ。

あとは、明日にまわします。
アメダス、最高気温は2.0度(13:30)、最大風速は、北西の風5.4m(8:40)でした。
明日も、冬型の寒い日になりそうです。