春めいて、どんより曇り空。

昨夜、「十六夜」のお月さま。(29.3.13

十六夜」の月は、昨夜のうちから雲に隠れてしまいまいました。
ポイント予報、佐久市一日中雲マーク…
早朝4時、霧雨がそぼ降り、地面はしっとり濡れています。
アメダス、最低気温は1.1度(2:30)、ガスヒーターの温度表示は7度、すぐに点火を切りました。
庭先に、昨日、孫娘が遊んだあとが…。
泥んこ土に、シクラメンの花茎を挿してあります。

ツグミ(鶫)」が、何か餌でもあるかな…、立ち寄っていきました。
子どもらしい、遊びに感心しました。
昨夜遅くに、NHKテレビ、「プロフェッショナル・仕事の流儀」を視聴しました。
カキ養殖の畠山重篤さんです。

東日本大震災に関わる、アンコール番組ですが、「森は海の恋人・植樹祭」シーンは、何度観ても感動します。

3月12 日付けの読売新聞の特集・「空想書店」に、3月の店主で、畠山重篤さんが登場・記事がありました。
「森と海の関わり探る」から、一部を引用します。
〜縦割りの学問体系を打破し、森から海までつながる自然をトータルに捉える新領域の学問を打ち立てたいので手伝ってもらえないか、という打診であった。
 美味なる牡蠣をつくるには、その海に注ぐ川の流域の森が大切なことに気づいた私たち漁師が、“森は海の恋人”というスローガンを掲げ、1980年代末から植林運動を始めていたからである。
(中略)
 わが舞根湾には、子供から学生、社会人にいたるまで、年間約二千人近い人々が体験学習で訪れる。海の体験をし、美味しい牡蠣を食べたあと必ず、どんな本を読んだらいいですかね?と訊かれる。養殖場の傍らに小さな書店を開業しようかと真面目に考えている。
 牡蠣漁師の品揃えで本を並べれば、手にとってくれること請け合いだ。書店の名前は「牡蠣の森書房」。(以下略)

ご著書に、『漁師さんの森づくり』(小学館児童出版文化賞)、『日本(汽水)紀行』(日本エッセイスト・クラブ賞)など
 店主の1冊に、『森が消えれば海も死ぬ 第2版』(松永勝彦著 講談社ブルーバックス、800円)〜
 『ヒラメ・カレイのおもてとうら』(山下洋著、恒星社・厚生閣)などを紹介。
(以下略)
カット・色紙 The Sea is longing for the Forest
longing for は、切望しているの意。
ロジャー・パルバースは、復興ソング・「花は咲く」の英訳でも、使っています。
My heart is longing now
longing for the town where happiness had been …

「美しい牡蠣」「美しい」の形容が素晴らしいです。

今日一日、日照はほとんどなく、予報どおりの曇りでした。
アメダス、最高気温は6.9度(15:10)でした。
明日も、同様な天気分布ですが、雪だるまマークもある荒れ模様の予報です。