花巻から、「賢治ゆかりのギンドロ」2株が…。

開花の一番乗りは、「八重咲きウメ(梅

ぐんと春めいた朝、ガスヒーターの表示が13度…。
湿っぽい東風、当方での呼び名・雨風(あまっかぜ)が吹いています。
アメダス、最低気温が9.5度(0:50)、天気は下り坂です。
先日、水に挿した小枝、玄関の「八重咲きウメ(梅)」が開花一番乗りでした。
庭の春花壇は、「原種プリムラ・ベリス」、「ヒヤシンス」が咲いて、春本番です。

朝から孫娘を預かり、小5国語教科書「銀河」(光村図書)を見せてもらいました。

ページをめくって、得意気に指差したのは『漁師さんの森づくり』…。
しばらく前に勧められて読んだ本、覚えていたのです。

『木を植えた男』は、たまたま我が家にあった本です。
小5の国語に、清少納言:『枕草子』、松尾芭蕉︙『奥の細道』、北原白秋:「からたちの花」…。
終戦直後、教科書のない世代の人間には、信じられません。
教科書は新制中学の頃から、新しい本を受け取り、パラパラとめくったこと…、懐かしく思い出しました。
今日は土曜日、「落合恵子本の時間」が早朝に移ったので、聴き逃しました。
この本、読もう「自然との共生を考える」
紹介された富山和子の『川は生きている』を見て、姉妹本の『森は生きている』をネット予約しました。
裏道で、除草を兼ねてナズナ(薺)」を摘みました。

春に1回、薺のお浸しをいただくことに…。
身土不二を実感したいからです。
クロネコ宅急便」が、しっかり梱包された「苗木」を届けてくれました。
花巻の送り主からの連絡で待っていた、「賢治ゆかりのギンドロ」です。

先日のセミナーで、「詩碑ひろば」にあった「ギンドロ」の大木について、話題にしました。
盛岡在住の方が、その大木の蘖(ひこばえ)から苗木を育て、今回ご好意で届けてくださったのです。
これから大切に育て、こちらにある「黒沢尻南高校のギンドロ」と、葉の形などを観察して、同一種かどうか、ルーツを探ろうと思います。
厚い雲、降りそうで降らない雨…、裏の「リギダ松」の松葉をまとめました。
カタクリ(片栗)」の蕾が大きくなりました。

「スプリング・エフェメラル」、明日か明後日には、開きそうです。
さて、今日4月8日は「花祭り」、お釈迦さまの誕生日・「灌仏会です。
仏教国の日本なのに、天上天下唯我独尊」の声も聞かれず、行事が廃れてしまい残念です。
アメダス、最高気温は20,2度(11:30)でした。