「ニリンソウ(二輪草)」も、スプリング・エフェメラル…。

真上から観た、「チューリップ」の花。

「春霞」、風は「静穏」、穏やかな朝です。
アメダス、最低気温は0.7度(5:20)、プラスの気温でセーフ。
9時の約束で、佐久平浅間小学校へ…。
校長先生に、「市民交流ひろば」の、本年度も一層の利用をお願いしました。
例えば、「賢治ゆかり・石鳥谷のやまなし」が、初めての花・蕾をつけ、もうじき咲きそう…、とお話しました。
校地、正門近くに移植した「やまなし」も順調に生育中…、情報交換もお願いして、学校をあとにしました。
帰途、「ひろば」に寄ろうと、入るとすぐに、満開の「チューリップ」の花が出迎えてくれました。
これはまさに、「ウェルカムガーデン」のおもてなしです。
チューリップと言えば、昨日の読売新聞・「編集手帳」に記述がありました。一部を引用します。
〜♦稀といえば、童謡の「チューリップ」を口ずさんだことのない人もまずいまい。昭和初期に作者を明らかにしない形で発表され、平成になって作詞者が裁判で認定された。高名な国文学者の藤村作を父に持つ近藤宮子さんである。♦「どの花みても きれいだな」の一節がある。父に言われて詞を書いたという宮子さんが、そこに投影した気持ちを裁判で述べている。「赤も白も黄色も、それぞれの美しさ、良さがある。何事にもいいものがあり、殊に弱いものに目を配りたい。」と〜(以下略)
それぞれの個性が尊重され、「みんなちがってみんないい…」の世界ですね。
道を挟んで、「賢治ガーデン」の「ニワトコ(接骨木)」は、蕾が白っぽく、すぐにも花が開きそうです。
今度来て、開いた白い花を観る日が楽しみです。
植物は、その生長の変化が、人を呼び寄せる力を持つ、ということである。
帰宅すると、ニリンソウ二輪草)」が、いつの間にか地面全体に広がっています。

近寄って観ると、二輪草」の名の由来が分かります。

『ブリタニカ』を一部引用します。
〜和名は花が1茎に2個ずつ咲くという意味であるが、必ずしも2個とはかぎらない。
裏道・岩村田小学校仮設グランドわき花壇には、シバザクラ(芝桜)」が見頃です。

桜とついても、バラ科ではありません。
『国語辞典』を引用します。
公園や庭に植えるハナシノブ科の多年草。茎は地面を這って伸び、春、茎の先に白・ピンク・赤などの花をつける。北アメリカ原産、モスフロックス。花爪草。
「リギダマツ」の株を円く囲むように植えてあります。

ハナビシソウ(花菱草)・カリフォルニア・ポピー」は、上手く育ちませんでした。
空いた場所をうめるために、「芝桜」の補植をお願いしました。
地面が乾燥して、植物の生育に影響します。
そろそろ「水中ポンプ」の出番です。
長柄の草かきを使って、除草と中耕をしました。
明日は、化成肥料もばらまきましょう。
アメダス、最高気温は19.7度(13:40)、辛うじて「夏日」は免れました。