「賢治を読む会」・6月例会で図書館へ…

いい雰囲気の「シモツケソウ(下野草)

今日は、昨日より気温はいくらか高いようです。
予報士の言葉を聞いた途端に、「佐久地方に低温注意報」と、告げられました。
アメダス、最低気温は12.9度(5:00)。
昨夜のにわか雨は、雨量としてはノーカウントでした。
それでも、軽トラの荷台シートに水が溜まり、辺りはしっとりとしています。
シモツケソウ(下野草)・京鹿の子」が、いい雰囲気です。
賢治を読む会の植物紹介、今日は写真の標本3種を用意しました。
シモツケソウ」、「イボタノキ」、「ワスレナグサ(勿忘草)」です。
玄関に置いて撮りました。

暦の話で、二十四節気芒種」、七十二候、次項:「腐草為蛍(ふそうほたるとなる)」
旧暦、五月二十一日、お月さまは、このところ、梅雨空のために見られません。
会員からの植物標本持参は、「クロタネソウ(黒種草)」「ウツギ(卯の花)」、「大麦」「小麦」でした。
読んだテキストは、「黄いろのトマト」の前半。
天沢退二郎の解説にあるように、〜この童話の中心部分の語り手はキュステではなく、少年時代のキュステに対して博物館の剥製の蜂雀がものがたったことになっている。いわゆる入れ子のまた入れ子という構造は、この場合、ペムペルとネリという兄妹の世界にいっそう夢幻的な、あえていえば他界的な雰囲気をもたらしている。

読後、水色、赤色、黄いろ、幻想をより深めていること、昔のトマト作り、今年の天候と野菜の育ちなど、体験談で花が咲きました。
午後になっても、気温はさほど上がりません。
ジャンバーを羽織っての外仕事、ハゲイトウ(葉鶏頭)」の芽生えをポットに掘り上げました。

アメダス、最高気温は22.1度(12:20)でした。