どんより曇り空、浅間山は見えません。
ここ数日、同じパターンの朝です。
アメダス、最低気温は12,2度(4:40)、日中は暑くなりそうです。
今日は、鹿島学園高校の生徒さんが、「ひろば・賢治ガーデン」見学に訪れました。
賢治さんの看板が、「どなたもどうかお入りください」
「注文の多い料理店」の叙述から始め、歓迎しました。
賢治ガーデンで、今が盛りの花といえば「ムシトリナデシコ(虫捕り撫子)」、その名の由来を学びました。
生徒たちは、指で摘んで触れてみてその粘着を楽しんでいました。
そよ風が吹くと、視覚と聴覚を働かせて、「ヤマナラシ(山鳴らし)」の観察の楽しさを実感してもらいました。
「ミニミニ田んぼ」には「コシヒカリ(越光)」稲、ペットボトルには「陸羽132号(賢治米)」が育っています。
「デンジソウ(田字草)」を、同行取材で参加された、中沢裕さんが「絶滅危惧種」であることを紹介しました。
生徒を応援するために参加された、佐藤和夫さんは、在来種の「ワスレナグサ(勿忘草)」を再認識したと話しました。
学名:Myosotis scorpioides 二十日鼠の耳 蠍の尾
生徒たちも、近寄って、花序の様子を確かめていました。
オニグルミの葉痕、賢治ゆかり・石鳥谷のヤマナシ、トチ(栃)の実、オキナグサ(翁草)と、観察を進めました。
「サンショウ(山椒)」の葉を揉んで、その香りを楽しみました。
アゲハチョウの食草であることも話しました。
◯「小5国語」の表紙絵 これは何でしょう?
ガーデンの西端近くに立つ木・「ネムノキ」を正解したのは、引率の先生でした。
まだ、蕾が確認できるだけ…、花の咲くのを楽しみに待って、たびたび訪れてほしいものです。
「ひろばの芝生」に移動して、「ニュートンのリンゴの木」を観ました。
ちょうどタイミングよく、指定管理者・NPO法人「新道会」の皆さんが、3センチほどの実に袋をかけました。
取材に訪れた、Fmさくだいらの樋口さんも加わり、りんごの木の前で集合写真を撮って、解散となりました。
解散後、母親も一緒に参加した女生徒が、「ラムズイヤー」の葉の触感を楽しんでいました。
午後、改めてホース水やり…、「空梅雨」で困ります。
アメダス、最高気温は25.5度(13:20)、「夏日」でした。