「カッコウ(郭公)」が妙な鳴き方に…。

いつまでも萎まない「ツキミソウ(月見

朝の4時頃、カッコウ(郭公)の変わった鳴き声を聞いて、目覚めました。
カッコウカッコウ、カッカッカ、カッコウ…」
皆さんは、こんな鳴き方を聞いたことありませんか?
毎年のことながら、速いリズムで何か落ち着かない焦ったような鳴き方なのです。
5月、ゆったりした初鳴きの長閑さは感じられません…。
「托卵」という奇妙な習性がある野鳥ですから、宿主との緊張する駆け引きがあるのかも知れませんね。
どんより曇って、朝から蒸し暑く、アメダス最低気温は19.3度(5:30)、ピンクに変わった「ツキミソウ(月見草)」の花びらが萎まずにいます。
ヒルザキツキミソウ(昼咲き月見草)」は、今も真っ盛りです。

とにかく雨が欲しい佐久地方、雨雲レーダー画像を見ると、見事にはずれています。
長野県の南半分には、雨雲がかかっているんですが…。

さて、「カッコウ(郭公)」について、『賢治童話ビジュアル事典』を開いて見ました。

確か、セロ弾きのゴーシュ」に、鳴き方についての叙述があるはず…。
一部を引用します。
 どうもひけばひくほど、かっこうのほうがいいような気がするのでした。
「えい、こんなばかなことしていたら、おれは鳥になってしまうんじゃないか。」と、ゴーシュはいきなり、ぴたりとセロをやまました。
 するとかっこうは、どしんと頭をたたかれたように、ふらふらっとして、それからまたさっきのように、
「かっこう かっこう かっこう かっ かっ かっ かっ かっ。」といってやめました。それから、うらめしそうにゴーシュを見て、
「なぜ、やめたんですか。ぼくらならどんな意気地無いやつでも、のどから血がでるまでは、さけぶんですよ。」
といいました。(以下略}
賢治は、この鳴き方について、解説していません。
とにかく、現実に聞いたことはあるはずです。
今日は午前中、上の城区の植栽ボランティア活動がありました。
後半は、バーベキューで賑やかに、交流会を楽しみました。
サトイモ(里芋)」の芽出し、伸びてきたので、「景観形成作物水田」に定植しました。

「ハス田」の様子は、画面の左下・「ひげ根」が更に伸び、右上・「大きな葉」の茎が立ち上がりました。

夜になって「大雨・雷」注意報…。
ザーッと一降りありました。

アメダス、最高気温は26.9度(15:50)、蒸し暑い日でした。
今日は、旧暦、「閏五月五日」、お月さまは隠れてしまいました。