「仲秋の満月」、月待ち行事に参加。

お月さまにお供えする「サトイモ(里芋

今朝は、厳しく冷え込みました。
アメダス、最低気温は4.4度(3;30)、平地に霜が降りてもおかしくない温度です。
気象予報士から、「農作物に注意を…」と、告げられています。
午前中、「ひろば運営委員会・10月例会」に参加、「ニシキギ(錦木)」の生け垣の紅葉が進んでいます。
「ひろば」で開催の「子ども駅伝大会」、「ここからマルシェ」などのイベント運営について話し合いました。
午後は、望月歴史民俗資料館講座に参加しました。
『月と季節の暦』制作の志賀勝先生による講演会と、「仲秋の満月」観望・月待ちが内容です。
会場に飾り、お月さまにお供えする「サトイモ(里芋)」を、田んぼで用意しました。
心配した霜の害も無く、一株掘り上げました。
午後4時から、志賀勝先生の講演会が始まりました。
サトイモ(里芋)」も飾られて、「里芋が、お団子より以前のお供え品である」ことも話されました。

いただいた講演メモを記します。
1、十五夜と満月
2、収穫の祝いとしての中秋の名月
3,月待ちと月見
4、霊石について
5、ゆき懸くる 伴の緒広き 大伴に 国栄えむと 月は照るらし
6、ツクヨミの絵と皎月原
観望の場所に移り、「月待ち」に…。
月の出時刻は17:24(長野)、山の端分を考慮して18時には、東の山の端に目を向けました。

月白、ようやくお月さまの姿が…。(18:15)



有志が「ますや」に集い、「月の会」と地元との交流会が行われました。
「望月まちづくり研究会」の竹内さんから、「苞月(ほうづき)」というお菓子をいただきました。
お月さまに見たてた「食用ほうずき」が包まれています。
食べるのがもったいなくて、お土産にしました。

素晴らしい、「月待ち」のイベントでした。
日付が10月6日に改まりました。
旧暦、「仲秋十七日」ですが、お月さまは昨夜に出た「十六日の月」で、
望の時刻が3:40、就寝前、限りなく満月に近づいた0:45に写真を撮ります。