「ヒカリゴケ」を取材、Fm放送の準備に…。

頭上に煌々と、「九月十一日」のお月さ

外に出ると寒い!!空は晴れ、月が頭上で煌々と照っています。(5:46)
昨夜・「九月十一日」のお月さまです。

放射冷却で、厳しい冷え込み・強い降霜です。
アメダス、最低気温は氷点下1.8度(6:31)、日中は暖かくなる予報です。
南佐久・野辺山は氷点下6度、全国で一番の低温…。
今月のFm放送予定は、「国の天然記念物・岩村田のヒカリゴケ」。
妻の実家ではずっと昔から、「ヒカリゴケ」が野菜室の中で観られます。
今日は、放送のための取材・写真撮りに出かけました。
大きな深い室(むろ)を上から覗くと、石積み部分ににうっすらと黄緑色が…。

備え付けの梯子を数段降りて近寄ると、石の面にはっきりと黄緑色が…。
発生が観られる石は、コケの生育条件が良いのでしょう。

更に近寄ると、コケと言っても高さがなく、へばりついている感じ…。

国の天然記念物・「岩村田のヒカリゴケ」の洞窟には、子どもの頃には自由に中に入れた遊び場でした。
70年も前のことなので時効…、お許しください。
「ヒカリゴケ」の採取を試みましたが、当然ながら採れませんでした。
現在は入り口の扉は施錠され、厳重に管理されています。
「ヒカリゴケ」が光るわけは、「胞子が発芽して、そのレンズ状細胞(原子体)による反射」です。
佐久市志 自然編』から、光るからくりの説明図を借用します。

地元の上の城区では区長が先頭に立ち、専門家の指導のもと、生育環境の調査をしたり、ボランティアメンバーが通路や周囲の環境を整えたりしています。
国の天然記念物に指定されたわけは、明治43年、当時の野沢中学校(現、野沢北高)生徒が、通学途中で「光る石」に気づいたことがきっかけです。
指定は大正10年3月3日、国の宝は佐久市の宝…。
改めて、佐久市民の誇りにしたいものです。
近いうちに、上の城区長はじめ、自然環境保全・美化ボランティアメンバーで、現地を訪れます。
午後、「ひろば・賢治ガーデン」に出かけ、「カンナ」の球根の冬越し準備の仕上げに…。
もみ殻をいただいたので、上からすっぽりかぶせました。

さらに、ギンドロの枝・葉、筵と葦簀をかぶせました。
アメダス、最高気温は16.3度(13:19)。
夕刊を見てびっくり、小海線中央東線で車輪空転…。」
「降霜が原因とみられる。」とありました。
明日は、寒冷前線通過、大荒れの予報です。