は細い細いお月さまを観望、気温差は22度超え。

講演会:「栃と私」のリーフレット

アラームで6時起き、お月さま観望の期待が高まります。
褞袍、防寒の重装備で外に、東の空高く、木星と火星2つの惑星が並んで…。
「惑星と月遭遇表」で、早朝3時頃に火星と木星の出が読み取れます。

月は、アパートの屋根に遮られているようなので、2階のベランダに移動しました。
夜明け前の東の空に、細い細いお月さまが昇っています。(6:20)
「霜月二十九日」のお月さまです。

よく見ると、うっすらと地球照も確認できます。

夜が明けて、廊下のガスヒーターは1度を表示…。
アメダス、最低気温は氷点下12.1度(5:40)の厳しい冷え込みでした。
Netatmo、玄関先の温度は、氷点下8.9度(7:28)、まさに冷凍庫です。
日中、部屋は快適な日だまり、山岸哲氏の著作本や図書館から借りた本に目を通しました。

発行当時の新聞書評(s.56.8.31)が、本にはさんでありました。(一部を引用します)
自著の周辺 『モズの嫁入り』を書いた 山岸 哲さん
自然から遊離憂える

〜しかし、いまひとつ問題が起こってきているようだ。
筆者は調査地の木をみただけで、モズが巣をかけるかどうかまでわかるようになる。
「私はモズになってしまったのでしょうか」と読者に問う一節もある。
 「学生たちをみていると、調査に行っても動物たちに“見せてもらえない人間”がふえている。動物たちに許容される人間の習性は、少年期の経験から体得する以外にない。頭はいいが、付き合ってもらえないということは、研究しようとする者にとっては致命的だ」
 都市の中のわずかな緑地にも小鳥をはじめ自然は帰ってくるが、人間があまりにも自然から遊離した現実を憂える。(以下略)
図書館から借りた本・『病理学講義』、関心のある内容は…。
「病理学」の意味と歴史 病理学とは? とりあえず『広辞苑
 学生に教える時、わからない言葉があれば、質問する前にとりあえず『広辞苑』を引くようにと指導しています。まぁ、最近はウィキペディアを見る学生の方が多いかもしれませんが、広辞苑で「病理学」という言葉をひいてみると、「疾病を分類・記録し、その性状を究め、病因および成り立ち方を研究する学問。」とあります。さすがです。ちょっと小難しい雰囲気をかもしながら、短いセンテンスにあますことなく意味をほぼ完璧に押し込んであります。〜(以下略)
 『広辞苑』の良さを宣伝していますね。
老化と死からは逃げられない
そのうちでも、寿命とカロリーアンチエージング
 将来、何かのお薬でサーチュインを活性化することができれば、長寿のお薬になるかもしれないと考えられています。
 赤瀬川原平さんではないですけれど、無理に抗うことなく、「老人力」をポジティブにとらえて、おぉ、こんなとろにも老化がきたか、と、日々新たな発見をしながら上手に老いていくのが、あらまほしくおかし、なのではないかと思っています。(以下略)
午後には、気温がぐんぐん上がりました。
アメダス、最高気温は10.5度(14:25)、最低・最高の気温差は何と22.6度
長野県内でも、佐久市が最高の気温を記録しました。
明日も、暖かい一日になりそうです。
明日は、高齢者向けの「認知機能検査」を受けます。