春風、鼻顔(はなづら)稲荷神社の「初午祭」。

さくっ子かるたに読まれた「初午祭」。

朝、どんより曇り空…、地面はしっとりと濡れています。
早朝に、予報の雪降りでは無く、霙になったようです。
ガスヒーターは4度の温度表示、冷え込みは緩みました。
新聞を取って寝床に戻り、新聞に目を通しながらラジオを点けました。
6:40、「著者からの手紙」で、芥川賞受賞の『おらおらでひとりいぐも』、若竹千佐子さんの話を聴きました。
これで、作品の読みが一層深まることと思います。
アメダス最低気温は、久しぶりにプラスの気温、0.4度(4:08)。
8時ちょうどに、合図の花火が上がりました。
「さくっ子かるた」にも読まれた、早春、佐久の風物詩・鼻顔(はなづら)稲荷神社の「初午祭」です。
岩村田の「初午祭」について、略記します。
「初午祭」は、暦通り「初午(はつうま)」の日(今年は2月7日)に実施されてきました。
しかし、数年前から祝日・「建国記念の日に変更・実施されるようになりました。
もちろん、より多い人出を期待しての変更です。
新聞に、大判の折込チラシが入りました。

中山道の面影を残す歴史の街に 福や縁起をよびこむ伝統まつり
鼻顔稲荷神社は、永禄年間に創立された由緒ある神社。
京都伏見、愛知豊川、佐賀祐徳、茨城笠間とともに日本五大稲荷の一つに数えられています。
チラシには、同時開催 高校生による大船渡復興支援市 
岩村田商店街は復興支援を継続して8年。今年も佐久平総合技術高校生、鹿島学園高校生が大船渡・恋し浜綾里漁協青年部のみなさんをお迎えして盛り上げます1
大評判の肉厚帆立 大船渡の漁師さん自ら、浜焼きを実演・販売してもらいます!「高校生による復興支援事業」で得た収益を支援金として、贈呈します。

かつては、養蚕振興のご利益があると、関東一円から参拝者を迎えた歴史があります。
子どもの頃には、毎年出かけその賑わいぶりに圧倒されました。

さて、例年のように10時半をまわった頃に、徒歩出かけました。
プラスの気温で寒くないので、防寒帽も手袋も着けずに…。
懇意にしていただいている近くの建材店に立ち寄り、恒例の「だるま汁」をご馳走になりました。
当店ご好意の「だるま汁」の提供を、信毎の記者が取材中…。
寒冷の佐久、早春の風物詩・「初午祭」に詣でるのは、高齢の身にとっては健康の証…
同席の皆さん方と、こんな四方山話をしながら、聞いていただきました。

「参拝記念・福飴」などを、毎年お馴染みの屋台店で求めました。
縁起物として、親類にお分けします。
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春の陽気と思っていたら、突風・川風が近くの屋台店を吹き飛ばしました。
油に火が着いたら大火事に…、でも油がこぼれただけで、不幸中の幸いでした。
午後になって、娘と孫娘が家に寄り、初午祭に参拝してきました。
湯川の崖上に建つ本殿に足を運ぶことは、体力づくりにもなります。
これからも毎年、参拝することを願っています。
夕方になって、寒くなってきました。
冬型気圧配置になり、明日は雪降の予報です。
アメダス、最高気温は8.9度(12:48)。
目まぐるしく変わる天気…、体調管理に油断大敵です。