「光の春」、「ロウバイ(臘梅・蝋梅)」がようやく開く。

根付いた、春の七草・「コオニタビラコ

6時半、アラームで目覚めました。
期待半分の今朝のお月さまは、白んだ空に溶け込んでしまいました。
月の出時刻5:30(長野)、日の出時刻6:37(長野)、その時間差が1時間ではやっぱり細い月の観望は無理というもの…。
久しぶりに雪雲のない「浅間山は、朝日を浴びて、うっすらと紅色です。(6:45)

朝は、意外に冷え込んでいて、アメダス最低気温は氷点下9.4度(6:53)、日中は気温が上がる予報です。
気象予報士からも、今年初めて「光の春」という言葉を聞きました。
「光の春」を耳にするたびに、今は亡き「倉嶋厚」さんが思い出されます。
気温はまだ上がらないが、日光には力強さが増してきている…。
ロシアや北欧の人たちの、春近しの喜びが込められた用語です。
高冷地・佐久に住む私たちにも、この時期に同様な喜びが感じられます。
賢治を読む会・2月例会、新たに4人の体験参加者が加わり、賑やかに開会しました。
「臘月」・「末冬」二十九日 「立春」、「末候」:魚上氷(うおこおりをいずる)
紹介した植物標本は、ネコヤナギ・雄花、ミズキ・冬芽、マンサク・冬芽の3種、マンサクの冬芽の先端に、わずかに花びらの黄色が覗いています。
誕生〈月〉の会・佐久 〈月〉の会・事務方 志賀勝
 長野県佐久市においては、これまで三年連続して月待ちの行事などを地元の方々とともに催してきましたが、いよいよ〈月〉の会ができることになり、今その準備が進んでいるところです。誕生する〈月〉の会・佐久とともに、新年を祝い、会誕生を祝う集いを正月一日の2月16日に行おうと話が進んでいます。若水で若返り、餅つきやお雑煮づくりで新年を祝えればと考えています。
賢治を読む会、会員の皆さんにも参加を呼びかけました。
2018年版『月と季節の暦』制作:志賀勝 読み物特集「命の月」出産、農業、動植物、魚類
毎月の、「月名(つきのな)植物」月兎耳、ルナリア、月見草など、大いに楽しみです。
テキストは「ビヂテリアン大祭」、長文、難解な言葉に苦しみながら、読み進めました。
宮沢賢治は、なぜはくさいを栽培したのか?舘野廣幸さんの文、続きを紹介しました。
終了後、「ひろば」に寄り、樹木類の冬芽の様子を観察しました。
「トチ(栃)」の木の枝が青空に伸びています。

株元に、蠟で守られた冬芽、葉痕が観察できました。

ロウバイ(臘梅・蝋梅)」や「ニワトコ(接骨木)」などの枝を採り、水に挿しました。
夕方のテレビで、飯田市座光寺ロウバイ」の花が咲き始めたと、放映されました。
我が家の日だまりのロウバイは…と、観るとようやく1個の花が開いていました。

旧暦の最終月・十二月、残り少なくなりました。
異称・「臘月」に咲くと言われる「臘梅」の花、1個の花でも観られて幸いでした。
アメダス、最高気温は9.0度(13:18)、春の日差しがありました。