雪が舞う寒い日、羽生・宇野が金・銀、日本中が歓喜。

上空に、「寒気流入」の兆しが…。(30

「春はあけぼの、やうやう白くなりゆく山際、すこし明かりて…」
枕草子』が口に出て、空の色からは季節の移ろいを感じます。
しかし、冬型の気圧配置が強まり、日本海側には「大雪警報」が…。
アメダス、最低気温は氷点下7.0度(6:12)、相変わらず、乾燥注意報が出ています。
レーダー画像(8:55)には、長野県北部に「雪雲」が迫っていることが分かります。

昨日、佐久穂町の公共施設「茂来館(もらいかん)」を訪れた際、上空には、寒気流入の兆しが観られました。
八ヶ岳連峰を背景に暗雲が棚引き、珍しく「彩雲」も観られました。(16:50)

東に、佐久穂町のシンボル・「茂来山(1718m)」が迫ります。

この山の麓・「館(たて)」集落に、「月見石(つきみいし)」が残されています。
佐久穂町公民館の職員から、関係資料をいただきました。
「月信仰・遺跡」について研究されている志賀勝さんは、大いに関心をもたれ、後日に取材したいと、期待を込めて話されました。
? 月見石 子どもの学習用資料の一部を紹介します。
 風流に月を眺めて楽しむところではなく、現在の長期予報のようなことをした。この上に立つと添田神社のご神木が見えるので、毎年旧暦1月14日の月の入り具合(1月15日の明け方)を見てご神木のどの方角に入ったかで、田畑の作り方や種物の選び方を定めたという。この石から見て、月がご神木の「まっすぐ西へ入れば豊年」「南側に入ると大霜があったり雹が降ったりして冷害」「北側へ入ると大雨や長雨がある」といい、近年まで、館のこの陽気見をしていたらしい。これは、楯六郎が教えたものだといわれており、楯氏は南佐久南部全域に勢力圏を持っていたので、この地域全体の陽気を判断して農耕の作付けを決定したという。
ネットから、月見石の写真を借用しました。

今日は、小雪が舞い寒風が吹き荒ぶ寒い日でした。
午後は、男子個人フィギュアを炬燵に潜ってテレビ観戦…。
羽生・宇野が金・銀の快挙!日本中が歓喜…、日本人を誇らしく、喜びを共有しました。

アメダス、最高気温は3.8度(10:22)。
明日は、さらに寒い一日になる予報です。