お気に入り、広島県瀬・瀬戸田産「しらぬい」…。

「不知火」と「ポンカン」

「濃霧注意報」と告げられながら、今朝はスッキリ晴れています。
アメダス、最低気温は氷点下6.2度(6:45)、日中は暖かくなる予報です。
洗濯日和に、久しぶりにシーツや枕カバーなどを洗い、軽く部屋干し、ベランダで干し上げました。
昨日、Fm放送で「ミカン(蜜柑)」を話しました。
今朝、新聞折込チラシに、毎年買い求めている「品物」が載りました。
広島県瀬戸田産しらぬい」とあります。
昨年は、「でこぽん」と書いてあったと記憶しているんですが…。
スーパーに出かけ、ダンボール箱入り5kgを求めました。

因みに、瀬戸田広島県尾道市で、瀬戸内海の生口島」は平山郁夫画伯の出生地です。
出世作「仏教伝来」を所蔵している佐久市立近代美術館のご縁から、親しみを感じます。
「でこぽん」と「しらぬい(不知火)」、以前からこの二つある蜜柑の名称が、同じなのか、異なるのかスッキリしませんでした。
しばらく前、NHKラジオで、この点を次のように解説してくれました。
◯外国産柑橘類の攻勢に危機を感じた頃、鹿児島県の農園で、「清見」☓「ポンカン」の交配種を作出、「不知火」と名付けた(品種名)。
熊本県の果実生産組合が、同一種をデコポン」の名で登録商標、全国に流通させた。
当初は、ポコッとした頭が不細工で売れない時代もあったが、その美味しさに熊本県が着目して、独自の規格「デコポン」名称を与えて流通させた。
現在では、熊本、愛媛、和歌山、広島、佐賀の5県で全国の8割をしめるようになっている…。
品種名とブランド名の違いであるならば、どちらの名称を使っても良さそうです。
しかし、農産物の生産・流通関係者からすると、「ブランド・商品名」は競争原理からして重要です。
生産県・選果組合の思惑が、そのまま「ブランド・商品名」に反映されるというわけです。
従って、消費者は、広告・宣伝に対して、賢明でなくてはならないのです。
「ブランド」の信頼性が問われることになります。
ネット通販のページを見ると、名称の使い方がやや曖昧のようです。

「リンゴ」、「ブドウ」など、果物生産が多い長野県でも、生産・選果を厳しく、信頼を高めてほしいです。
『オール読物』が届きました。
直木賞発表 門井慶喜銀河鉄道の父』(抄)

日中は、春の気配を感じました。
アメダス、最高気温は7.6度(13:24)
夕方、天頂高く「正月八日」・上弦のお月さまがかかりました。(18:07)

「母の命日」、60年もたった今でも喪失感は消えません。