「月名(つきのな)植物」、「月兎耳(ツキトジ)」

「正月八日」・上弦のお月さま。(30.2.

相変わらず、朝の冷え込みは厳しいですが、空は霞んでいます。
乾燥注意報」も連続したまま、解除されません。
野鳥たちも餌採りに懸命、カワラヒワシジュウカラホオジロツグミムクドリが入れ替わり訪れました。
アメダウ、最低気温は氷点下8.6度(4:26)、日中は気温が上がる予報です。
語呂合わせで「2月は、逃げる…」、今日も入れて5日残すだけ…。
外仕事を始めるには、まだまだ寒過ぎる…。
でも、日差しの暖かさにはつい負けてしまう。
先日、〈月の会〉・佐久 立ち上げの会で紹介した、「ツキトジ(月兎耳)」を挿し穂にして、発根を試みます。

『月と季節の暦』(制作:志賀勝)・「月名植物」「七月・孟秋」に紹介されています。
 和名のツキトジは、葉の形がウサギの耳に似ていることに由来する。マダガスカル中部原産の多肉植物で、葉や茎が細かいうぶ毛で覆われている。丸みを帯びた葉、細長い葉など数種類あるが、小さくふっくらした葉はどれもピンと立った月のうさぎの耳を連想させる。

『百科事典マイペディア』からも引用します。
マダガスカル原産のベンケイ科カランコエ属の多肉植物。小低木状となるが、ふつうは小鉢で栽培される。ウサギの耳を思わせる。ビロード状の白色の細毛におおわれた葉をもち、その先端近くに焦茶色の斑点、または線状の絞りが入る。花は4弁で茶褐色。
改めて、「ツキトジ(月兎耳)」はじめ、「月名植物」の実物標本を、旧暦七月の頃に紹介します。
平昌オリンピック・女子団体パシュート金メダルは、圧巻でした。
2.22付け読売新聞一面トップに、女子追い抜き「金」
英和辞典でpursuitを引くと、追求、探求、追跡…。
用法は、live in (the) pursuit of happiness.幸福を求めて生きる。
なるほど、そういう意味かと、分かりました。
「追い抜き」は、やっぱりスポーツ用語だな…。
準決勝には、南相木村出身の菊池彩花選手が出場し大健闘、決勝戦に出場する佐藤綾乃選手の温存に貢献しました。

2.23付け「編集手帳」を引用します。
映画『男はつらいよ』の寅さんに、こんなセリフがあったのを思い出す。
「お前と俺とは別の人間なんだぞ。早い話が、俺がイモを食って、お前がぷっと屁をするか?」まあ、例えは美しくはないけれど、寅さんは現実主義者なのだろう。別々の体に一つの心なんて、言うのはやすし、行うは難し。要するに、きれいごというんじゃないよと言いたいのである。♦持論を改めるとすれば、平昌五輪スピードスケート女子団体追い抜きで、日本チームが見せた絶技だろう。「おいなんだ、パシュートかパラシュートだかしらないけど、一心同体じゃないか」♦すね者の寅さんが舌を巻く場面を想像してしまった。決勝戦のスタート直後の映像である。まだ腕や足がばらばらに見えたオランダから、日本の3選手にカメラが切り替わった瞬間の
驚きを記憶に焼き付けた方は多かろう。正面からの映像で、振り上げる手、左右に交互に開くスケート靴がほぼ重なって見えた。♦金に輝くメダルに導いたこの一糸乱れぬ所作は「ワンライン」と呼ぶそうである。セレモニーでも、ぴたり呼吸を合わせたかのように笑顔が並んだ。
2.22付け夕刊「よみうり寸評」、一部引用します。
〜日本原産の「サザンカ」は、NHKで流れる平昌五輪のテーマソングの題名でもある。スピードスケート女子の団体追い抜きで頂点を極めた日本チームの快挙を、俳人ならどうたたえたか♦リンクを周回する3人の隊列は、少しの乱れもなく美しい。個々の力では及ばなくても、磨き抜いた結束力で王国オランダを圧倒した姿に、サザンカ花言葉を思う。「困難に打ち勝つひたむきさ」である。♦日本勢の獲得メダル総数はこれで長野五輪の10個を超えた。過去最多というからなおさら誇らしい。選手団主将の小平奈緒選手が掲げる言葉通り、「百花繚乱」の趣である。
今日は日差しが少なく、春らしさはいまいち…。
それでも、アメダス、最高気温は10.5度(13:15)、二桁の気温になりました。