「賢治を読む会」3月例会、最高気温は21.5度…。

サクラ新種・「クマノザクラ」

5時にアラーム、寸前に目覚めて防寒対策をし、「二十六夜待」のお月さまを観るために、外に出ました。
月の出時刻が、4:07(長野)、1時間後の見当は正解でした。
東の空に、細いお月さまがばっちり観られました。
寝床に戻ると、ラシオで、各地から春の便りが聞かれました。
「ウグイス(鶯)」や「ヒバリ(雲雀)」の初鳴きです。
昨日の陽気で、桜の蕾も一気に膨らんできたようです。
夕刊には、「サクラ100年ぶり新種」「クマノザクラ」が載っていました。
〜国内に分布する野生種は9種しか確認されておらず、1915年のオオシマザクラ以来の新種という。〜
昨晩の、テレビ報道でも同様な話を聞いて、私は「野生のサクラは10種…」と、記憶していましたので、おやっと思いました。
岩波新書の『桜』(勝木俊雄)を改めて開いてみました。
日本のサクラは10種だけ 一部を引用します。
〜こうした生物学で用いられている酒の概念で分類すると、サクラ類は世界におよそ100種、日本に10種しかない。日本に分布しているサクラ類の種は、ヤマザクラオオシマザクラ、カスミザクラ、オオヤマザクラ、マメザクラ、タカネザクラ、チョウジザクラ、エドヒガン、ミヤマザクラカンヒザクラである。ただし、野生のカンヒザクラが見られるのは、沖縄県石垣島の一部だけである。「荒川の寒緋桜自生地」として国の天然記念物に指定されている。しかし、このカンヒザクラは本当に昔から自生しているのか、それとも海外から持ち込まれたものが野生化したものなのか、」はっきりしない。野生化したものと考えると、日本に分布するサクラ類は九種となる。
これで、疑問が解けました。
鮮やかなピンクの「クマノザクラ」、いつの日にか、実物に会ってみたいです。
賢治を読む会・3月例会で佐久市立図書館へ。
持参した植物標本は4種、トチ、ニワトコの冬芽、マンサクとダンコウバイの花です。

暦の話は、「啓蟄」次候:桃始笑(ももはじめてひらく)
祝〈月〉の会・佐久 誕生 2.16(正月朔日)
2011(平成二十三)年 3.11 東日本大震災 7年
宮沢賢治 祈りのことば』(石寒太)
「かなしみは ちからに、欲(ほ)りは いつくしみに、いかりは 智慧にみちびかるべし」
大自然の前では 無力な自分たちにも、出来ることは必ずある!
直木賞受賞作品・『銀河鉄道の父』(門井慶喜)を紹介しました。
テキストは、「ビヂテリアン大祭」を最後まで、通読しました。
参加した会員から、「やぶ北茶」の苗をいただきました。
帰宅後、陽だまりに植えました。
妻のアドバイスで、冬には取り込められるように、鉢に植え替えて鉢ごと埋めるようにしました。

大切に育て、花や実を見たいものです。
夕方、6時をまわったところで、西空に目を凝らしました。
昨日より雲が少なく、金星を目印にして「水星」を見つけました。
アメダス、最高気温は21,5度(15:08)、20度超え、初夏のようでした。