「盆花」を用意する、お盆の前日。

代表的な「盆花」、「クサキョウチクト

どんより曇り空、お盆の前日は、「盆花」を用意する日…。
子どもの頃は、野山に自生する自然の花を採集に行く習わしだった。
定番のキキョウ(桔梗)、オミナエシ(女郎花)、フジバカマ(藤袴)などの秋の七草…。
33年前、「日航ジャンボ機墜落事故」の当日も、「盆花」を求め妻と連れ立って、上信(群馬長野)県境の山を歩いていました。
暗くなって帰宅した時は、近くの山に墜落か…大騒ぎでした。
妻が思い出したように、「そう言えば、ドーンと雷のような音を聞いた」と…。
フシグロセンノウ(節黒仙翁)は、当時からまさに垂涎の的だった。
今や、「盆花」は生産農家や花屋さん、スーパーなどを支える立派な商品です。
我が家では、田んぼでお米を作る代わりに、「盆花」を育てることにしたのです。
庭先や田んぼで育てた「盆花」の方が、ご先祖様も喜んでくれるような気がして…。
クサキョウチクトウ(草夾竹桃)・オイランソウ(花魁草)、ミソハギ(禊萩)オニユリ(鬼百合)、キキョウ(桔梗)、オミナエシ(女郎花)、コガマ(小蒲)…。
極めつけは、ハス(蓮)で、今年は二度目の開花…。
長野市の母の実家で、お盆に仏壇に飾られた「ハス(春)」の花・蕾が…。
祖父に促され「おにらい(如来)さん手を合わせたこと、今も瞼に浮かびます。
朝飯前の仕事として、「盆花」の採集と、大土手・ガードレール周囲の刈払いを済ませました。

妻の実家に、「ハス(蓮)」や「コガマ(小鎌)」などを届けました。
代表的な盆花、「ハナガサギク(花笠菊」が健在、懐かしかったです。
和名は、「八重咲きオオハンゴンソウ(大反魂草)」、ルドベキア属の一種です。
一品種の「タカオ」も賑やかに…、辺りを明るくしています。

今日、特筆すべき花は、プルメリアの鉢花…、ご存知、ハワイのレイに使われる花…。
懇意にしている方が、届けてくれました。

i以前に、海外旅行・シンガポールで実際に観た花…。
「インドソケイ」の名もある、キョウチクトウ科の常緑高木…。
山室静が紹介してくれた、タゴールの詩「チャンパの花」…。
いずれ、Fm放送で話したい「プルメリア」です。
夜、8時をまわって、ようやく雨音が…。
「大雨警報」で心配されましたが、今日の雷雨、雨量はわずか…。
0.5ミリ(15)、0.5ミリ(21)…。
アメダス、最高気温は31.1度(13::49)、「真夏日」でも暑さは感じられない一日でした。