「浅間連峰見晴らし台(仮称)」の整美作業…。

「イロハモミジ」のイラスト。

二十四節気・「霜降」、目覚めると、昨朝より冷え込みが緩んだようです。
その証拠に、雨樋から「霜」が融け流れる音が聞こえません。
それに、水道・温熱ヒーターが働かずに、水は冷たいまま…。
アメダス、最低気温は4.7度(5:53)、日中は曇りの予報です。
今日の火曜日は、UEVC(上ノ城環境ヴォランティアクラブ)の活動日です。
田んぼの土手から掘り上げたノアザミ(野薊)」と、庭先の「ゴボウ(牛蒡)」の株を、「フジバカマ(藤袴)」の株元に植えました。
主な作業は、招魂社裏の高台の整美です。
今を遡る、150年ほど前には岩村田城址」の一部で、赤松の大木の間から、浅間山が遙かに望める景勝地でした。
近年になって、赤松がマツクイムシにやられて倒され、藪に覆われていたのです。
本年度は一念発起し、かつての浅間山の見晴台」を夢見て活動を始めたのでした。
今日は、大土手・藪の刈払いの最終段階、かつて整枝、放置された物の焼却などを行いまいました。

藪を刈り払い眺望は良くなりましたが、観望に来た人が誤って崖下に落ちる危険が…。
次回には、「竹の柵でフェンスを設置しよう…、」と、前向きな作業計画が決まりました。
土手下に建つ、大きな「忠霊碑」もスッキリと見えるようになりました。

岩村田招魂社は、戊辰戦争戦没者を祀るため、明治3年の建立されました。
入り口・社務所わきには、「イロハカエデ」の大木が立っています。

樹齢150年以上となれば、この辺には貴重な木、今から紅葉が楽しみです。
招魂社の南側・同じ岩村田城跡に建つ「岩村田小学校」、そのシンボルツリーが「イロハカエデ」です。
明治二十二年に植樹されたという古・老木で、現在、校舎の改・新築のため、校地わきに仮に植えられています。
隣に仮植えされた若木とともに、葉を広げています。

来年は、然るべき場所に定植され、岩村田小学校をずっと見守ってほしいと願っています。
アメダス、最高気温は16.9度(11:27)、凌ぎやすい一日でした。
夜遅く、雨が降り始めました。