今朝は、どんより曇り空に「濃霧注意報」も…。
冷え込みは、やや緩みプラスの気温に…。
アメダス、最低気温は2.8度(4:50)、日中の天気は曇り勝ちに。
来週あたりから寒さが募る予報で、植物の防寒が急がれます。
外のプランターには、「キンセンカ(金盞花)」が寒さに耐えて、花を見せてくれます。
中国から導入され、「トウキンセン(唐金盞)」と呼ばれましたが、見栄えが良いことから、「唐」が略されて本家の名前になりました。
寒くなってから株元に芽生えた、「ルナリア・合田草」の実生は冬越しが心配…。
籾殻で覆うなど、何らかの「霜除」をしてやりたいと考えています。
「吊るし柿」が、仕上がりました。
収穫、皮むき、吊るし…すべての条件が良く、カビることもなく上出来です。
「蜂屋柿」は、固くならないうちに取り込みました。
今月のFm放送は、「球根類の冬越し」について話します。
「ヒアシンス」の水栽培も久しぶり、球根の生命力をつぶさに観察したいです。
曇りがち、今夜・「十一日のお月さま」は、雲間から出たり隠れたり…。
賢治作品・「オツベルと象」から叙述の一部を引用・紹介します。
ある晩象は象小屋で、三把の藁をたべながら、十日の月を仰ぎ見て、
「苦しいです。サンタマリア。」と云つたといふことだ。
ある晩、象は象小屋で、ふらふら倒れて地べたに坐り、藁もたべずに、十一日の月を見て、
「もう、さやうなら、サンタマリア。」と斯う言った。
「おや、何だつて?さよならだ?」
月が俄に象に訊く。
「ええ、さよならです。サンタマリア。」
「何だい、なりばかりおおきくて、からきし意気地のないやつだなあ。仲間へ手紙を書いたらいいや。」月が笑つて斯う云つた。
「お筆も紙もありませんよう。」象は細うい、きれいな聲で、しくしくしくしく泣き出した。
月が擬人化し、人間のように話すなんて…、不思議…。
アメダス、最高気温は14.0度(13:27)でした。
西から雨が…、でも、佐久には降ってくれない…。