「年の瀬」、何かと気忙しく…。

「シクラメン」、和名は「カガリビバナ

「濃霧注意報」、空には雲、西空に残った月は朧です。
しかし、冷え込みは意外に厳しく強い霜が降りています。
アメダス、最低気温は氷点下6.5度(6:11)、天気は下り坂の予報です。
今年も残りわずか、例年のように、身の回りの片付け・掃除に追われています。
ガレージ前に、野鳥の見慣れた卵が1個、割れて落ちています。

色はターコイズブルー…、だからムクドリ(椋鳥)」の卵が、カラス(烏)の犠牲になったようです。
それにしても、この寒い時期に営巣・抱卵なんてあるんですかねー。
この年になっても、知らないことだらけですね。
妻に頼まれて、貯蔵中のビニールハウスから、調理用の「野菜」を台所へ…。
「三浦大根」、大根葉をちょっぴり残しておきました。

近年、「大根葉」は食材としては敬遠されがちで、もったいない気がします。
読売新聞コラム・「四季」(長谷川櫂)より
夢あまた大根の葉をみぢん切り 加藤峰子
 大根の葉を刻んでいる。熱いご飯に混ぜて、おにぎりにしたらおいしいだろう。それはともかく、この句、たくさんの夢もいっしょに刻んでいるかのよう。実現した夢、しなかった夢、捨てた夢、夢のままの夢も。句集『鼓動』から。
戦後の食糧難時代、重宝された「大根飯」が思い出されます。
佐久市立図書館に、明日のFm放送原稿資料を届けに…。
ついでに、岩村田城址」碑文(岩崎長思 撰文)の書写についても話題にしました。
昭和32年に刻まれた碑文は、汚れや風化、著名な書家による行書…、読み取りには難渋しました。
既刊の書物にはミスプリントもあるようで…、碑文の文字や内容の解読しかありません。
例えば、相し=鑑定し、見立て =結婚の相手、配偶者
初めて知った、文字・文言でした。
建設委員や賛助者の氏名には、旧字体が使われており、読み取り、書写には苦労しました。
(荘)、(栄)、(崎)などです。
の文字は、宀(ウ冠)に見えたためにと、読み・書き間違えていました。
図書館長さんにご指摘いただいて、直すことができました。
今夜は「霜月二十日」、『モチモチの木』に登場する、「豆太の月」の出番です。
3年国語の教材なので、今年も小6の孫娘に、話しかけました。
「トイレには、ひとりで行けますよー」、開口一番、こちらが一本取られてしまいました。
「二十日のお月さま」は、宮沢賢治もお気に入りのようで、いくつかの作品に登場してきます。
月待ちの時間、月の出の時刻、二十日月の形が、お話の内容に、相応しいんでしょうね。
今夜、「霜月二十日」の月の出時刻は、20:41(長野)です。
1時間過ぎたので、「豆太も凍える」寒さだが、外に出てみようかな…。
残念、月面の一部がわずかに明るく…、お天気下り坂の雲に邪魔されました。
もう少し、待ってみようかな…。
30分ほど待って、雲を透かした、ほんのりお月さまです。(21:16)

アメダス、最高気温は9.2度(14:36)でした。