「佐久の季節便り」、投稿休止期間中を思い出しながら…。(3)

2月5日(火):謹 賀 己亥年新春

〈月〉の会・佐久 昨年2月16日に発足した会、2年目の出発です。

客人があってやや遅参しましたが、会場、臼田・「えんがわぼっこ」では、仲間たちが歓談中でした。

改めて、皆さんと新春を祝って、乾杯!!

今年も、不動清水の若水で沸かした「天茶(あまちゃ)」が全身に沁み渡りました。

皆さん方が持ち寄った手作りの、「エゴマ(荏胡麻)羊羹」、「吉野クズ(葛)」、「塩甘の梅干し」などなどをいただきました。

話題は、エゴマの栽培・収穫の極意…、佐久地方でも「クズの根」から葛粉を採っている事実にびっくり…。

以前、東北を訪れた道の駅に、「じゅうねん(十念)かりんとうが目に止まり、買い求めました。

「じゅうねん」とは、何と「えごま(荏胡麻)」のことで、食べれば十念・年も長生きできるとか…。

こんな話に、盛り上がりました。

記念に、月の名植物である「ルナリア・合田草」の鉢植えを持参しました。

アメダス、最低気温は氷点下4.9度(6:45) 最高気温は、8.1度(15:10)でした。

 

2月6日(水):どんより一面の曇り空、星一つ見えません。

南岸低気圧が西から東へ…、天気状況では、内陸の佐久地方にでは「上雪(かみゆき)」になるかも知れません。

庭先に、野鳥の姿が…、何と久しぶりに「シメ(鴲)」のようです。

強面のずんぐりむっくり、それなのにジュウガツザクラ(十月桜)の細い徒長枝に止まろうとして…。

ヒヨドリ(鵯)に追われ、あきらめて飛び去りました。

夕方、今年はじめての「二日月(月齢1.2)」、ダメ元で西空に目をやると見えました。(18:25)

カメラにも、一応収まりました。

アメダス、最低気温は氷点下4.1度(2:32)  最高気温は6.8度(15:54)でした。

 

本日、2月11日・「建国記念の日、3年ほど前からこの祝日に、岩村田・「鼻顔(はなづら)稲荷神社」の初午祭が行われます。

今年、実際の初午は2月2日、しかし、客寄せのためにはウィークデーではダメというわけ…。

8時には、威勢よく花火が上がりました。

テレビでは、成田空港に雪降り…、信じられない光景です。

その後、別のテレビでは、何と千葉県神崎市が…。

昨年訪れた、道の駅・「発酵の里こうざき」から、雪降りの画像でした。

積雪が殆ど無い地への、路面凍結などへの警告内容でした。

 

さて、佐久市の空は薄曇りで、風も弱く、「初午祭」は、お天気に恵まれました。

いつものように、10時を回ってから腰を上げました。

日頃からお付き合いしている、「森角建材店」に立ち寄り、名物・「だるま汁」をいただきながら、一年ぶりに会ったお客さん方と楽しく情報交換…。

ミニ版の御札や、だるまをいただいました。

参道に並んだ屋台店で、縁起物の「福飴」、「いなり寿司」、大船渡市からの「ホタテ焼き」「さんまのつみれ汁」…、ホタテには長い行列…、「つみれ汁」をいただきました。

崖上の本殿への山道には人だかり…、今年も下から見上げて参拝…。

ご利益は、半分ぐらいかな…、勘弁してください。

夕方、6時に花火が上がりました。

古いだるまやお札の「奉焼祭(ほうしょうさい)」の合図です。

二階の窓から、赤い炎が見えました。

アメダス、最低気温は氷点下7:5度(4:00)、最高気温は、6.1度(14:00)でした。