「佐久の季節便り」、「雨水」、春のお天気は日替わりに…。

昨夜、雨が上がった後、東の空高くスーパームーンが観望できました。

就寝前の23時にも、頭の天辺に「スーパームーン」を観望、大きさを実感しました。

そして、日付が替わった早朝にも観ようと、4時半に起き出しました。

意外にも濃い霧が立ち込めて、期待はずれ、お月さまは輪郭も見えずに、ぼんやりと…。

朝には、久しぶりに辺り一面、ミルク色の「濃霧」に…。

アメダス、最低気温は氷点下0.2度(2:40)、雨量0.5ミリ(4時)を記録しました。

日中は気温が上がる予報で、「雨水」にふさわしい陽気になりそうです。

 

昨日の朝刊、読売新聞・「編集手帳」、信濃毎日新聞・「斜面」に、「雨水」関連の内容がありました。一部を引用します。

編集手帳:暦の節目を表す二十四節気は、肌身に感じる季節感とずれることが多い。〜

節気を話題にするときは「暦のうえでは」と前置きするのが習いになっているが、今日は無用だろう。「雨水」を迎えた。雪が雨に変わり、草木が芽吹き始めるといわれる節気である。(以下略)

「斜面」:〜雪が雨に変わり積もった雪がとけ出し畑を潤す。「雛人形を飾ると良縁に恵まれる」とも伝わる。◆生活・文化と関係が深く、農作業の目安にもなる節気。だが盛夏の立秋など実感のわかない区切りもある。2月半ばからの雨は早すぎないか、寒い信州は例外なのか、雨水にも抱く違和感だ。日本気象学会機関紙「天気」にある専門家の考察が興味深い◆季節の変化を表す二十四節気は古代中国の黄河中流域で生まれ、渡来した。大陸内陸部は太陽の高度が上がると気温上昇も早い。一方、海に囲まれた日本の季節変化は遅れがち。ずれが生じるのは仕方ない。機関紙には、気象関係者が使い続けるのは見直すべきーとの提言もある。◆暦が親しまれている現状を踏まえて、石原幸司さんは放送での「今日は暦の上では二十四節気の〇〇です」との言い方を「きょうからー」に変えようと提案する。冬至夏至春分秋分」を除く節気は、期間を表すと考えれば違和感を減らせるという南北に長い信州には各地に補正の物差しが要るかもしれない。(以下略)

後半部の提案には大賛成です、放送アナウンサーにも、気をつけてほしいです。

一日に限った日とする、誤解のないように、「賢治を読む会」の暦の話で、毎回扱っています。

また、〈月〉の会・佐久では、寒冷の佐久地方にふさわしい、「二十四節気・七十二候」を編み出そうをテーマに、活動を始めています。

 

日中、霧が霽れても雲が多く、気温がぐんぐん上がりました。

こんな温かい日に、孫娘が、インフルエンザで学級閉鎖…、家で預かりました。

読売新聞・英語歳時記 インフルエンザ▶ influenza を引用します。

Influenza has been spreading nationwide.When the number of children infected with flu increases, schools cancel classes.

[豆知識] 省略形のflu がよく使われます。

 

今夜、期待した平尾山の月の出は叶いませんでした。

山の端に厚い雲が棚引いていたからで、9時頃、ようやく雲間に出たり入ったりでした。

アメダス、最高気温は15.7度(13:25)、異常な高温になりました。

明日は、また寒くなる予報です。