「佐久の季節便り」、「サンシュユ(山茱萸)」・小花が咲き始めた。

昨夜の予報、雨も雪も降らず、セーフ。

その代わり、かなり冷え込み、霜柱もザクザク…。

アメダス、最低気温は氷点下6.8度(3:58)、冷たい風も相変わらず吹き荒れています。

それでも、我が家の春花壇では、チューリップやスイセン水仙)の葉が、日に日に伸びています。

早春の花は、なぜか黄色が多い…。

塀際の「サンシュユ(山茱萸)」も、離れた所から、黄色の花がはっきりしてきました。

近づいて観ると、ちらほら、「小花(しょうか)」が開き始めました。

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ぴょんぴょんと出ているのが、小花の雄しべです。

もうちょっと近づいて、1個の冬芽を上から覗いてみましょう。

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開いた小花が、8〜9個数えられます

残りは、蕾の状態の小花がほとんどです。

1個の冬芽を分解して、並べてみました。

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数えてみると、手前に「小花」が11個、そして残り全部が、「小花の蕾」です。
つまり、1個の冬芽は、40個ほどの「小花」の集まったものと分かります。

そして、このうち結実するのは、ほんのわずか…。

どのように結実するか、観察を楽しみます。

 

今日は、朝から北西の冷たい風が吹き荒れました。

アメダス、最高気温は7.7度(13;59)、膨らんだ梅の蕾も足踏み状態でした。

明日は、気温が上がる予報です。