「佐久の季節便り」、朝夕に、「古ジャが」をいただく。

どんより曇り空、ずっと雨が降らず、「乾燥注意報」が出ています。

朝から、「ツグミ(鶫)」が地面を歩いて、何かを探しています。

アメダス、最低気温は氷点下2.7度(6:12)、日中は気温が上がる予報です。

朝食は、「古ジャが」の蒸かし芋をいただいて、貯蔵芋の片付けです。

添えてあるのは、ままかりくぎ煮です。

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ご存じ、「ご飯(まんま)を借りる」、「これを食べたらご飯が進むので、お隣からご飯を借りてまで…」

一方はイカナゴの佃煮」で、毎年この時期に、妻の実家からのおすそ分けです。

今シーズンは不漁とか、読売新聞コラム・気流に、神戸市の主婦から投稿されていました。

イカナゴ不漁で高級料理に イカナゴの季節になりました。不漁のため、小売店での値段は1キログラムあたり約4000円で、昨年の2倍ほどします。5年前は980円でしたからm「」なんとその4倍です。

 兵庫・明石や神戸などでは、イカナゴの稚魚・シンコをしょうゆ・ざらめ・生姜などで煮詰めて、つくだ煮にします。クギのような見た目のため、くぎ煮と呼ばれています。主婦でも、10キロ、20キロと調理して、親戚や友人に、くぎ煮の「春」を配る方がいます。

 我が家ではかき揚げやスペイン料理の「アヒージョ」にしていただくのを楽しみにしています。でも、高級料理になってしまいました。 

というわけで、高級料理をともに、「古ジャが」をいただきました。

 

予報通り、気温が上がって、本格的な外仕事日和になりました。

1、霜よけ枠の撤去、水やり

2、塀外のプランターを整備、「ビオラ」、「ショカツサイ(諸葛菜)」定植

3、落ち葉の片付け、堆肥積み替え

4、貯蔵ネギの掘り上げ

 

作業中、ナンテン南天)の株元に、「ナツボウズ(夏坊主)」の黄色の花が見えました。

夏には、葉が落ちて「坊主」になるからで、「オニシバリ(鬼縛り)」の異名もあります。

ジンチョウゲ科の落葉低木で、樹皮は強く、鬼も縛れる…。

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花に近寄って観ると、黄色の萼が筒型で4裂し、花弁はありません。

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午後は、また風が出てきました。

最大風力は、北北西の風4.1m'16:40)、「乾燥」と「雷」の注意報が出ました。

アメダス、最高気温は16.1度(14:56)、明日も、同様なお天気の予報です。

 

今夜は、賢治作品によく登場する「二十日」のお月さま、月の出時刻は23:36(東京)。

実際は、日付が替わってからの月の出です。