朝のラジオで気象予報士が、「軽井沢で氷点下2.8度…28年ぶりの冷え込み」と告げました。
これは、昨夜時点の予報より、下がったようです。
佐久市のアメダス、最低気温は、氷点下1.4度(4:53)、放射冷却効果で、予報より下がりました。
霜の害は、果たしてどうか、「モクレン(木蓮)」の若葉が萎れて,気がかりです。
畑のジャガイモの芽生えに、籾や藁で霜よけしたことは正解と思われました。
遅霜は、「九十九夜の泣き霜…」の言葉通り、まだ油断ができませんね。
「賢治を読む会」の5月例会は、「ひろば・賢治ガーデン」会場で行います。
快晴のもとでの現地学習、一気に動き出した草木に誘われて、観察会が始まりました。
今は身近に見られなくなった、「オドリコソウ(踊り子草)」の花…。
昔の子どもがしたように、花の蜜をなめてその甘さにびっくり…。
近くにあった園芸種・「ラミウム」が消えてしまって残念…、在来種はやはり丈夫ですね。
「ザイフリボク(采振木)・シデザクラ(四手桜)」の花、細く白い縮れて、その美しさに、改めて感動しきり…。
「ルバーブ」、豪快な株、蕾が沸き立つ迫力…。
駆逐されて、ようやく探すことができた。在来種・「日本タンポポ(蒲公英)」の花…。
他にもいろいろ…、極めつけは「ラッキイー・ライラック」探し…。
それでもと改めて目を凝らすと、「ありましたよ、ラッキー!」
画面中央の花に、ご注目を!!
その花だけ5裂ですね、周りの花はどれも4裂なのに…。
「四葉のクローバー探し」と同じ観察の楽しさで、幸せ気分になりました。
お近くに「ライラック」の花がありましたら、探してみてください。
予定の1時間があっという間…、大満足でした。
お寿司屋さんに移動して昼食会、お部屋に「里桜・八重桜」も挿してありました。
よく観ると、「雌しべの葉化現象」が確認できました。
「雌しべは葉から進化した、代物…。」
「先祖返り」という、植物の不思議に触れたひとときでした。
昼食後、会員の荻原さんが、すぐ近くで栽培している「菜の花畑」をご案内…。
今が見頃、「菜の花の黄色の海原…」が、青空の元に広がっています。
それに「八ヶ岳連峰」が、向こう側の諏訪地方を隔てて、画面一面に横たわっています。
画面左端が、主峰・赤岳(2899メートル)、右端が蓼科山(2530メートル)です。
午後は野良回り、「カキツバタ(杜若)」の株に、「ハス田」からの水を流しました。
今年の花は、乞うご期待!!
畑に回って、土手草刈り…、水が張られた田んぼが目立つようになりました。
帰宅の頃、空には、「四月四日」のお月さまが西空高くかかりました。
アメダス、最高気温は21.9度(16:35)、日中は夏を思わせました。