「佐久の季節便り」、旧暦、八月三十日・晦日、「サトイモ(里芋)」を「衣被(きぬかつぎ)」に…。

今日は、旧暦、仲秋・八月晦(つごもり)、明日からは晩秋です。

アメダス、最低気温は16.5度(5:13)、午後には傘マークが並んでいます。

中秋の名月」から、半月(はんつき)が過ぎて、晩秋の「月」に生まれ変わります。

芋名月の名の名月に、「里芋」をお供えしました。

庭先の、観察用に栽培中の「里芋」も子芋が増え、収穫期を迎えています。

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昨日は、「景観形成作物水田」・「第二賢治ガーデン」で、3株ほどを掘り上げてきました。

天候不順のためか、今年の出来は小粒です。

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小粒であることのメリットは、「衣被(きぬかつぎ)」に好都合です。

広辞苑』に、里芋の子を皮のままゆでたもの。皮を剥き塩などをつけて食べる。

明鏡国語辞典』には、中秋の名月の供え物とする。と、あります。

今回は、「芋煮」用の材料の下ごしらえです。

掘り上げた芋の、根と毛のような皮を、取り除きました。

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20分間ほど蒸し上げました。

右側が「衣被(きぬかつぎ)」、左側は、皮を剥いたもので、「芋煮」に入れます。

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明日は「肉(にく)」の日、今年第一回の「芋煮」を楽しみます。

今日は、日差しがなく降りそうでしたが、一滴も降りませんでした。

アメダス、最高気温は24.7度24.7度(10:47)でした。