朝から暗雲が空を覆い、また天気が下り坂です。
アメダス、最低気温が13.4度(3:56)、気温は上がらない予報です。
読売新聞・長野版のトップ見出し…、鉄道の運休が、今も高校生の通学に支障をきたしています。
新幹線で代替…、喜ばれているようです。
下水処理施設の復旧については、昨日の信濃毎日新聞に特集・「焦点」が載りました。
下水処理を巡っては、佐久市でも塩素消毒のみの「管に処理」」を行い、千曲川に放流している。市内では最大の下水処理施設「下水道管理センター」が千曲川の支流の滑津川の堤防決壊で浸水し、機能を停止。仮設ポンプで排水する作業を続けているが完全復旧のめどは立っていない。(中略)佐久市下水道課は、「どの段階で節水の呼び掛け
をやめるか協議しているが、まだはっきりしていない」としている。
SCT(佐久ケーブルテレビ)では、復旧・排水作業の様子を放映しました。
節水・排水削減として、我が家では、お風呂、洗濯、洗い水などで協力しています。
10月のFm放送日、「岩村田城址に残る植物シリーズ」蔓性植物2種を話しました。
今回から、お相手が現役の高校生…、若い人に関心を持ってもらう機会となるのでありがたいです。
ということで、内容をシンプルにしました。
(1)「アオツヅラフジ(青葛藤)」・「カミエビ(神蝦)」
〜果実は球形で青黒く熟し、白い粉を帯びます。種子はアンモナイトに似て面白い形です。木部と根にはアルカロイドを含み、有毒ですが薬用になります。、漢方では、利尿、鎮痛、解熱薬として用いられます。
◯湯浅浩史:『花おりおり』を引用します。
目に止める人は少ないが、古くは有用な素材、蔓で衣服を入れる葛籠(つづら)を編んだ、」この類のつる(蔓)は乾くと青から黒に変わる。『万葉集』巻十四には、黒蔓(くろかづら)の名で、想いを、はびこる力に寄せた上毛(かみつけ)の国の相聞歌が載る。カモの「蔓猟(つるりょう)」は細い蔓にトリモチを塗って捕えたという。
果径6〜7ミリ。
写真は、招魂社裏の土手・フェンスにからまる「青葛藤」です。
CD曲:ちいさい秋みつけた 歌:島田祐子
(2)「ノブドウ(野葡萄)」・俗名」「馬ぶどう」
〜果実は球形で、白・紫・碧色などに熟します。カラフルな色は、昆虫・ブドウタマバエの寄生により出来た虫こぶ・虫癭(ちゅうえい)です、無毒だが、食べても美味しくない。果実が美しいので、時に、観賞用に栽培されます。
◯湯浅浩史:『花おりおり』一部引用します。
〜存在は目を引く。〜鶴を切り、片方を吹くと出る汁で、目に入ったゴミを取ったり、ものもらいの治療に用いた。熊本では、病魔よけに門口に飾った。
◯『現代農業』7月号特集:身体にいい草、すごい草
この薬効を知っている人があり、「ひろば」で毎年果実を採取して活用している人がいます。
皆さんも野山で探して、採取し焼酎漬けを試してみましょう。
◎「ひろば・賢治ガーデン」に、「秋探し」にお出かけください。
夜になって、雨が降り始めました。
18時から22時までに、雨量3ミリを記録しています。
低気圧に、台風21号からの温かい湿った空気が供給されて、大雨になる予報です。
雨は、もう沢山、要りません。
アメダス、最高気温は15.5度(11:15)でした。