「雪」でなく。寒中に「雨」が…。

寒中に「干しりんご」作り。

外に出ると、空一面に雨雲が広がり、浅間連峰も雲で覆われて、見えません。
二十四節気・「大寒、いよいよ、寒さの底を迎える頃になりました。
アメダス、最低気温は氷点下7.7度(3:21)、日中は気温が上がる予報です。
朝日がわずかに、「干しりんご」を照らしています。

冬晴れの日光が欲しいんですが…。
昨夕の、信毎夕刊・コラム「あすの天気」を引用します。
20日大寒。あったかメニューを。あすは暦の上で一番寒いとされる日。県内の食品スーパー各社は、鍋物に合う旬の食材をアピールしている。ブリやタラといった鮮魚は脂が乗り、冬に育つホウレン草は「糖分をためて甘みがある」と一押し。冷え込むほどに冬の食卓は味わい豊かになる。
大寒」は、今日一日に特定されるのではなく、立春」までの約2週間続きます。
栄養に十分気をつけ、体調管理に努めます。
『北海道 花暦』、20日は「ハクサイ(白菜)」

宮沢賢治も、新しい野菜の「ハクサイ(白菜)」を意欲的に栽培しました。
宮澤賢治語彙辞典』(原 子朗)から、一部引用します。
 賢治にはベツアイと中国音でルビをつけたものもある。中国音は北京語ではパイツァイだが、ペツァイは四川省でそう言う。アブラナ科の一年生または二年生の野菜。中国原産で日本には一八八二(明治一五)年に入り、大正時代に全国的に栽培されるようになった。品種ははなはだ多いが、チーフー白菜、包頭連白菜、山東白菜の三種に大別される。チーフー系は葉数が多く早生で濃い緑の砲弾形。包頭連系は葉が厚く重い。山東系はいちばん普及している品種で淡緑のちぢれた柔らかい葉を持ち、漬物として愛好されている。〜(中略)
詩{(盗まれた白菜の根へ)]に「盗まれた白菜の根へ/一つに一つ萱穗を挿して」とある。(以下略)
『その調理 9割の栄養捨ててます!』の本に、紹介されている、「白菜は中心部分から食べると14倍もお得!。を実行しました。

中心部こそ、白菜パワーのカギ! 中心にある芯の部分は「生長点」。ここから先に食べないと、養分が中心に送られ続け、外側の旨味や栄養が抜けた部分を食べることに。
日中、曇り空ながら春のように暖かでした。
しかし、夜になって雪が降り出しました。0.5ミリ(21時)
明日の朝は、いくらか積もるのかな?
アメダス、最高気温は9.7度(14:02)でした。