「佐久の季節便り」、「満月・望(ぼう)」のお月さまが、夕方、平尾山に昇る。

連日の「濃霧注意報」、舞い落ちた雪片が路面にわずか…。

アメダス、最低気温は氷点下3.1度(2:04)、日中は穏やかな予報です。

今日は、月の第1金曜日で「古紙」の回収日です。

昨日に準備してあったので、慌てずに済みました。

寒に入り、台所に貯蔵中の「サツマイモ(薩摩芋)」、低温による傷みが心配です。

試しに、焼き芋作りをすると、傷みの心配は無用でした。

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雲が多いものの、寒さは感じられません。

絵屋の鉢花を、縁側に出しました。

裏の「三葉の松・リギダマツ」の落ち葉をまとめました。

13日、上の城区の「どんど焼き炊き上げてもらい、「一石二鳥」というところです。

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さて、今夕のお目当ては、「十六日」の月の出です。

5時少し前、雲を透かして平尾山の上に昇りました。(16:58)

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しばらく待つと雲がとれて、神々しい黄金に輝くお月さまです。

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このお月さまは、夜通しかかって西空で、4:21に「満月」・「望(ぼう)」となります。

「あすの暦」、10日と11日を見比べて、確かめましょう。

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大事なことは、今夕に出たお月さまが、明日の早朝に「満月」になるのです。

「あすの暦」には、11日が満月になっていますが、決して、明日の夕方に出るお月さまではありません。

明日の朝は、アラームで4時起きして、満月を拝むことにします。

なお、明朝の「満月」は「半影月食にもあたります。

 

小正月」(こしょうがつ)について、興味深い記述がありました。

暦が入る以前の正月 一部を引用します。

 中国から暦が伝わる以前の年中行事は、多く満月(望月・もちづき)の日を選んで行うのが一般的でした。その代表がお盆で、旧暦七月十五日は望(もち)にあたります。これと同じように、かつては正月も、ほぼ一月十五日の望の日に標準を合わせて行われていました。望の日は暦が入る以前はひと月の始まりの日であり、後の元日にあたっていたからです。

 中国の暦は、ひと月のスタートを望ではなく、“朔(しんげつ)”に置きました。そのため正月も、ほぼ半月ほどずれ、かつての望月の正月は、“小正月”として追いやられ、宮中などでは文明国中国と同じように、暦上の一月一日ををもって新年を祝うようになったのです。こちらを“大正月”といいます。(以下略)

因みに「どんど焼き」は、「小正月」を祝う行事だとか…。

 

アメダス、最高気温は6.8度(13:30)、春のような一日でした。

明朝は氷点下5度、厳しい冷え込みの予報です。