「佐久の季節便り」、「庚子(かのえね)」・新春を祝う。

夜通し、風音が…、お天気が心配でした。

今日は、旧暦の正月朔日(ついたち)「新年、明けましておめでとうございます。」

中国では春節(しゅんせつ)」、新型コロナ肺炎の感染拡大問題で、それどころではないことでしょう。

アメダス、最低気温は氷点下1.2度(7:11)、日中は晴れ間もあるようです。

 

旧暦にとって大切なお正月、佐久<月>の会では、新年・お正月を祝う会をしました。

会場には、今年も群馬県・松井田産の「臘梅(ロウバイ)」が、良い香りを漂わせています。

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「素心蝋梅(そしんろうばい)」が正しい種名です。

もしかすると、花が大型なので、改良品種の「満月臘梅」かも知れません。

大きな黄色の花は、「満月」を思わせますね。

昨日、佐久市民交流ひろばの「臘梅(ロウバイ)」は、まだ蕾のまま…。

碓氷峠の向こうの群馬県では、もう満開なんですね。

12時集合で車に相乗り、不動尊清水」・若水汲みです。

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口にすると心身爽快、今年一年の活力が得られた気分です。

水辺には、「クレソン」の名でお馴染みのオランダガラシらしい植物が…。

春にまた訪れて、花の様子も調べ、はっきりさせたいです。

戻って、新年を祝う昼食会です。

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「フキ(蕗・款冬)」や「ナズナ(薺)」など、季節の山菜、甘酒、それにお雑煮…。

月の写真を見たり、二十四節気・七十二候を話題にしたり…、賑やかに語り合いました。

帰宅して、スタジオほもり合同会社制作『月と季節の暦 2020』の使い初めです。

月暦 正月(睦月)<孟春> の一部です。

f:id:yatsugatake:20200125153145j:plain 朔 新月 月齢 0.2  (朔/6:42) 朔、月齢について、辞書で意味を調べました。

◯ 朔/(6:42):太陽と月の黄経が等しくなる現象、及びその時刻をいう。

◯ 月齢(0.2):朔(さく)(新月)の時を零として数える日数、約二九.五日を周期として、月の満ち欠けを表す。満月はほぼ月齢一五にあたる。

◯ ここで、新聞の「あすの暦」に記載されている、月齢、月の出時刻を調べてみました。

  旧 12月30日 月齢 28.9 (正午)  6:26  月の出

  旧  1月   1日 月齢  0.2(正午)    7:12  月の出

これらを見較べると、朔(さく)の時刻:6:42=月齢0.0の瞬間と言えます。

この考え方は、正しいでしょうか? ちょっと自信がありません。

 

明日は、旧暦一月二日「二日月(ふつかづき)、観られるでしょうか?

1月26日「あすの暦」によると、日の入り時刻17:06 月の入り時刻18:16

日が沈んでから、月が空に沈まずに、どのくらいの時間があるか…、です。

時間差を計算すると、18:16−17:06=1:10   

1時間10分の時間があれば、沈む場所に山や建物が無く、雲がなければ、可能性はあります。

しかし、残念!明日の夕方は曇リの予報…、観望の可能性は0でしょう。 

アメダス、最高気温は、5.0度(13:52)、風が冷たい一日でした。