気象予報士が「寒気がようやく去って、安定したお天気に…」と、報じました。
アメダス、最低気温は0.4度(5:31)、日中の気温は上がる予報です。
庭先の草花に、春本番の日光が降り注いでいます。
アブラナ科・「諸葛菜(ショカツサイ)」は、この時期の野草の代表です。
1個の花に近寄って観ると、十字花・アブラナ科の花ですね。
さて、この野草名、「ショカツサイ」としましたが、一般には「ハナダイコン」
、「ダイコンソウ」など呼び名がいろいろで混乱も…。
『電子辞書』を開いてみると、『広辞苑』には、「「ハナダイコン」の別称。
『大歳時記』には、「むらさきはなな」「おおあらせいとう」「非息菜(ひそくさい)」「花大根」
『合本歳時記』に、中国原産のアブラナ科の一年草の花。春、大根の花に似た薄紫の四弁花をつける。三国時代に諸葛孔明が栽培を奨励したことからこの名がついたという。
「ムラサキハナナ」の名は、以前、理科教科書に登場していたことを記憶しています。
確か、ある新聞社が、植物名を募集した結果、決まったとか…。
「オオアラセイトウ(大紫羅欄花)」については、名前論争に昭和天皇が勅裁された逸話があります。
ネット検索しました。
〜普通、花の名は一般に流通する名前があって、地方ごとに呼び名があり、それでもめる事はないが、この花は一般に流通する名前が三つも四つもあり、その為20年ほど前に新聞紙上で論争がおこり、植物学者でもあった当時の昭和天皇陛下が「牧野富太郎が最初にオオアラセイトウと名付けたのだからそれでいいではないか」と…。
なのに、残念ながら、「オオアラセイトウ」の名は、ほとんど使われていません。
さらに、「シキンソウ(紫金草)」、「シキンサイ(紫金菜)」「ヘイワノハナ(平和の花)」「ピースフラワー・Peace・flower」があって、ややこしい…。
『朝日百科・世界の植物』に、「ショカツサイは、ハナダイコンとも呼ばれるが、近縁の属のへスペリス・マトロナリスにも同じ名前のハナダイコンの和名があるため、ショカツサイの名の方がよく使われる。」とあり、「ハナダイコン」の名は適さないと指摘しています。
小生も、「ショカツサイ(諸葛菜)」の名に統一してほしいです。
「ショカツサイ(諸葛菜)」は、塀の外・プランターにも見事に咲いて、「パンジー」などとともに、道行く人たちを楽しませています。
初夏並みの陽気につられて、一日中外仕事…、裏道わき花壇に「ラムズイヤー」、「リクニス・酔仙翁」、「シレネ・袋撫子」、「外来のスミレ」などを定植しました。
期待のこぼれ種の発芽、「ハツユキソウ(初雪草)」「コスモス」「マツバボタン(松葉牡丹0」など^が確認できました。
部屋に入ると、水挿し・白色のサクラ(桜)が涼しげに…。
このお桜は、「オオシマザクラ(大島桜)」でしょうか…。
夕方の西空高く、「四月七日」のお月さまは、だいぶ太って、半月間近…。
「金星・宵の明星」とも、だいぶ離れました。
アメダス、最高気温は23.3度(15:29)、汗ばむ一日でした。
佐久地方には、「霜」と「乾燥」の注意報が…。
体調管理に幼虫ですね。