「佐久の季節便り」、「小満(しょうまん)」、草木が生長し…。

「雷注意報」の夜半、予報通りの大雨に…。

激しい雨音で目覚めると、早朝の3時…、ラジオは歌番組…。

戦後間もなくの歌手・岡晴夫の懐かしい歌声に、つい聞き惚れました。

雨は朝には上がっていて、夏の日差しが降り注ぎました。

アメダス、最低気温は11.1度(5:24) 、雨量は10.5ミリ(24時〜3時)、連続の「お湿り」になりました。

気象予報士からは、早くも「走り梅雨」の声が聞かれました。

季節は、二十四節気小満」らしい陽気にです。

庭先に撒いた緑のカーテン」用の「ミニ白ゴーヤ」、芽生えが一気に本葉を広げてきました。

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今年も、観賞・日除け・食材…と、「一石三鳥」の働きをしてくれそうです。

早朝、爽やかな花の香りは、なかなかのものですよ。

ポット苗も市販されているので、どうかお試しください。

5・18夕刊「よみうり寸評」を一部引用します。

子供には園芸を経験させる必要がある。フランスのグールモンという哲人には、そんな信念があったらしい。◆なぜか。美しい花や甘美な果実は、才知より、手入れと勤労と堅忍と絶え間ない注意によって得られると悟るようになる…哲人の言葉を、私淑した堀口大学が随筆で紹介している。◆昨今では実感しづらい地道な努力と豊かな実りの因果関係に、老若の別なく気づく。巣ごもり生活がそのきっかけを作った可能性に目を向けたい。哲人の推す園芸にあり余る時間を費やす人がいる。丹精込めた世話の成果が各家庭のプランターに表れているだろう。家で運動を始めた人もいる。土曜の夕刊で筋トレを指南する谷本道哉・近大准教授の決めゼリフ「筋肉は裏切らない」はグールモンの言にも通じよう(以下略)

 

スプリング・エフェメラルの代表、カタクリ(片栗)」はと観ると、葉は枯れてお役御免、1本が結実完了近しです。

完熟・種子を観るのも楽しみ…、蟻さん、そろそろ出番ですよ。

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今月のFm放送は「踊り子草」の予定…、資料作りのために「花の様子」を撮影しました。

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◯踊り子草:花の形が、笠をかぶって扇子を持った踊り子に見立てたことから…の呼び名です。

◯唇形花(くちびるがたの花):筒状の花弁が上下に分かれ、唇のような形をした花。

 

夕方に野良回り、「ハス田」の溝掘り…。

「排水溝」・大土手に自然に生えてきた「桑(くわ)」の株切り作業…。

アメダス。最高気温は18.2度(11:05)、暑くも寒くもない陽気でした。