「佐久の季節便り」、「ホタルブクロ(蛍袋)」・「雨降り花」、巧みな雨の避け方…。

就寝中、何度か雨音で目覚めました。

7時に約束のメール着信…、ということは中止かな…。

読んでみると、「集合時刻10時には、雨は上がり開催できるだろう…」とのこと…。

確かに、雨雲レーダー画像の読みからも楽観できました。

アメダス、最低気温は14.7度(6:33)、日照が無く「梅雨寒(つゆざむ)」に…。

雨量は、昨日の降り始めから今朝の7時までに22ミリ、まとまった大雨になっています。

庭先に、昨日に、ポット上げの世話をしたホウセンカ(鳳仙花)が…。

根が回って、株分けは大正解でした。

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昨年、偶然に見つけた「ピンク色」の花…、今年に発芽した「根本」の色…、観ると、ピンクです。

今年も、ピンク色の鳳仙花の花が楽しめそうです。

 

鉢上げした「ホタルブクロ(蛍袋)」の花、横から撮ってみました。

見えている面は、花弁(はなびら)の裏側ということですね…。

たとえば、「ユリ」の花とは逆です。

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花の表側は、下から覗かないと、見えませんね。

これでようやく。「キキョウ科」の花らしく見えました。

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雨季に花開く「ホタルブクロ(蛍袋)」は、大事な雌しべや雄しべを、風雨に晒さないようにしていると考えられます。

筒型の花を下に向けて、巧みに雨を避けているのです。

ユリ科の「チューリップ」の花も、花びらの裏を見せるタイプです。

が、雨の少ない春なので、堂々と上向きです。

雨季に咲く「スカシユリ(透かし百合)」の花は、上向きです。

でも、花びら同士の間を透かして、雨水を逃がすというわけ…。

それぞれの花の立場になってみると、巧みな生き方が伺えて楽しいです。

 

久しぶりに、皆で、各分担エリアの観察会、新しい気付きがあって有意義でした。

リナリア」と「ホソバウンラン」の見分け方は…?課題が生まれました。

また、二重・ダブル咲きの「ホタルブクロ(蛍袋)」があるなんて、びっくり…。

来週のFm放送で、紹介・宣伝することを約束しました。

帰宅して、「白花二重ホタルブクロ」をネット検索しました。

巧みな二重の覆いで、雨よけ効果もバッチリですね。

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また雨は、午後には大降り、夜遅くまで降ったり止んだり…。

昨日からのトータル雨量は34ミリ超え、大雨になりました。

アメダス、最高気温は18.2度(12:47)、「梅雨寒(つゆざむ)」の一日でした。