「佐久の季節便り」、県南部に大雨・木曽川が警戒水位超え…。

どんより曇り空、雲間に青空が覗く…。

今日も、大気の状態が不安定…。

二十四節気小暑、暦のような季節感は感じられません。

雨に濡れて「オリエンタルリリー」の花、辺りに芳香を放っています。

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現行暦の7月7日・「七夕(たなばた)」…、とても、星空は望めません。

Googleトップページには、「天の川」を渡る「カササギ(鵲)」が…。

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岩村田城址に「鵲稲荷神社」があります。

赤く塗られた社殿、鳥居のわきの大きな説明板が参拝者を迎えてくれます。

なぜ、「カササギ(鵲)」なのか…、説はいろいろあるとか…。

一説には、縁起をかついで、城の守り神に「勝ち鳥」とも呼ばれる「鵲」の名を…。

歴史のロマンを感じます。

「七夕」には、短冊に願い事を書いて、笹に吊るす…。

実は、平安時代には「梶(かじ)」の葉に書いたそうです。

諏訪市在住の研修仲間からの資料提供で、、先月25日のブログに投稿・公開しました。

我が家の庭咲きで、梶の葉が雨に濡れています。

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いただいた資料の一部を引用します。

冷泉家では「乞巧奠」として七夕の節供が行われます。

『六華和歌集』上総乳母

あまの川とわたる舟のかぢの葉に

思ふ事をもかきつくるかな

京の都では梶の葉に和歌を書き、鴨川に流して星への手向けとしました。

別の資料に、この和歌の解釈が載っていました。

天の川の瀬戸を渡る船の梶と、梶の葉が掛けられている。梶の葉に墨で和歌などを書く習慣は古くからあったようだ。「おもふことをかきつくる」が指す具体的な内容は不明だが、思いや願い、特に恋に関する思いや願いを和歌にしたためていた可能性がある。

 

朝から、九州地方の豪雨、災害状況が放映されています。

先日、訪れた長野県南部には、前回を上まる大雨が…。

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南木曽町木曽川では、警戒水位を超えた…」とのことです。

「桃介橋」は大丈夫かな…。

福沢諭吉の養子・福沢桃介は埼玉県出身の実業家。

諭吉の娘ふさと結婚、アメリカ留学あと木曽川電力、天竜川電力…。後半生は木曽川筋における水力発電所の建設に力を注いだ。

近くに妻籠宿」があり、「蘭(あららぎ)川」が流れています。

南木曽町」の沿革をネット検索すると、合併前の村名に、「妻籠」や「蘭」がありました。

明治7年与川(よがわ)村、三留野(みどの)村、柿其(かきぞれ)村が合併し、読書(よみかき)村が発足、同年、妻籠(つまご」村と蘭(あららぎ)村が合併し吾妻(あづま)村が誕生しました。田立村は山口村と合併分離を経て明治20年に田立村となりました。昭和31年1月、以上3ヶ村の合併により南木曽町が発足し今に至っています。

合併時の名前の付け方は、それぞれの頭文字をつなげるやり方です。

「読書(よみかき)」村は面白いし、「吾妻」も意味ありが…。

でも、どちらも元の村名の意味が分からなくなってしまい、残念です。

旧の地名は、住民たちにしっかり残したいものです。

 

日中、雨模様の間をぬって、野良回り…。

「除草」と、「大豆」苗の補植…。

「ブルーベリー」は別品種が完熟、楽しめます。

野良土産は、そのほかに「茄子(なす)」「ズッキーニ」、新たに、「宙玉トマト」…。

アメダス、最高気温は27.7度(15:44)、日照無く蒸し暑い日になりました。