今朝も「濃霧注意報」、遠くの山は見えません。
アメダス、最低気温は19.2度(3:59)、「大気の状態が不安定」・雷注意報が・。
「梅雨どき」を彩る花・「アジサイ」は、例年になく見事です。
別の品種・数種も、同様に見事な咲き振りです。
鳳仙花も今が見頃で、今年も、珍しい「ピンク色の鳳仙花」に出会えました。
昨年に気付いて種子を採り、この春に播いたのですが、一部に現れました。
「ピンク色の鳳仙花」として、「種の固定」ができたら楽しいな‥、今年も種子を採って来春に播いてみましょう。
一方、「白花の鳳仙花」は、種の固定がしっかりできています。
この「白花種」を用いて、赤インクを吸わせる「導水実験」は、懐かしい思い出です。
今日も、雨の心配の無いうちにと、午前中に野良回り‥。
刈払機で除草の仕上げをしましたが、ガス欠で一部を残しました。
ついでの仕事は、「コマツナギ(駒繋)」と「クサボケ(草木瓜)」を移植しました。
「野良仕事」は後期高齢者にとって重労働で、まさに「汗だく」です。
でも、「汗が出ること」は、熱中症対策で健康的ということ‥。
「三密」を避けての、コロナ対策でもありますね。
エッセイストの玉村豊男さんが、「読売新聞コラム・しなの草子」が目に止まりました。
農業「新しい生活様式」 一部を引用します。
〜軽トラの荷台に噴霧器を積み、巨峰の畑を消毒しに行く老夫婦。しの後姿を見送りながら歩いていくと、隣組の仲間がひとりで野菜畑の土を耕していた。
村の寄り合いも中止になり、集まって飲み会をやることもなくなったので、人と2メートル以内に近づく機会はめったにない。
が、そもそも野良仕事では何人も密集することはなく、大きな声を出すのは遠く離れているときだけである。風の吹き渡る広い空の下、昔から農家はそんなふうにして働いてきた。
産業革命によって住む家と働く場所が切り離される以前から、農業は自分の田畑を仕事場とする在宅勤務だった。しかも、太陽が出ている時間しか働けないから過剰な残業はありえない。流通が滞っても基本的な食料は自給できる。
その土地に根ざして、「暮らしながら働く」農業という古い仕事は、昔から変わらない「新しい生活様式」ではないだろうか。
おっしゃるとおりですね。
額に汗して働く農業‥、誇りと自信をもって働きたいものです。
花づくり、山林の手入れなど、植物に関心を持つことも、精神は同じだと思われます。
午後は蒸し暑く、今にも降り出しそうでしたが、雷鳴が1発‥。
パソコンのシステムを終了して、停電にまで備えたのに降りませんでした。
アメダス、最高気温は31,2度(12:49)、蒸し暑い「真夏日」でした。