「佐久の季節便り」、「七夕」祭を、「賢治ガーデン」で開催…。

浅間山は、薄っすらとえています。

アメダス、最低気温は19.9度(4:54)、高気圧に覆われて暑くなる予報です。

血風8号の影響もあって、特に日本海側では。フェーン現象の影響もあるとか…。

暑さを避けて延期していた、UEVC(上の錠のボランティア)活動が、時刻を早めて行いました。

見晴台周辺の土手には、「ヤクシソウ(薬師草)」が咲き始めました。

明後日のFm放送に、グッドタイミングです。

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派手ではないが、群生すると見栄えがあります。

野草も一気に生長し、土手草は藪状態に‥。

刈り払い機で、ざっと取り除きました。

休憩時、木陰は涼しくさすが‥、と感じました。

朝のテレビでは、外気温により7度は低い温度‥、と報じました。

「温度計を吊るしておいて、温度差を比べたらいいね‥」

学びの場になること、間違いなしですね。

 

今日は、旧暦七月七日、正真正銘の「七夕(たなばた)」です。

「賢治ガーデン」会場で、3密を避けて実施することにしました。

池の周りに、野菜や「索餅(さくべい)」を供え、「注連縄」を竹竿に張りました。

「アマビエ」により「疫病退散」を願い、謎めいた5670の数字も…。

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「七夕の願いごと」は、古くは、諏訪大社で御神紋・「梶の葉」に書いたことがルーツだそうです。

諏訪市在住の研修仲間が、丁寧な関係資料を送ってくれました。

今日の「七夕祭」には、それを参考にしました。

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各自が「願いごと」を書いた「梶の葉」「ギンドロの葉」「桑の葉」、「ウナリア・ドライフラワー」などを、注連縄に吊るしました。

「注連縄」に吊るすことは、オリジナルなアイディアです。

楽しい時間、2時間はあっという間に過ぎて、お開きになりました。

昨年に亡くなられた、『月暦』の制作者・志賀勝先生を偲ぶ、七夕祭」になりました。

現行暦の7月7日は、梅雨の最中で、空が晴れることはめったにありません。

「今夜は空が晴れて、姫星と彦星が無事に出会えるでしょうか…。」

「このような話は、ナンセンス…、年中行事は旧暦で行ってこそ意味がある…。」

志賀先生は、いつもそう言っていました。

 

さて、今夕の空はどうでしょうか?

暗くなり始めた西空高く、赤みがかった「七日のお月さま」が掛かりました。(18:40)

ありがたいですね、今月・七月に初めてはっきり観えたお月さまです。

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目を凝らして目がなれてくると、東天高く「織姫星」がはっきり観え、「彦星」「白鳥」もぼんやりと…。

明るい惑星は木星、少し遅れて土星」が…。

『月暦』の「惑星と月遭遇表」で、確かめられました。

NHK長野・テレビで、気象予報士が「織姫」と「彦星」との距離を質問しました。

なん、と140兆キロメートルだそうです。

新幹線で、約6000万年、気の遠くなる数字ですね。

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アメダス、最高気温は32,5度(13:22)、やはり真夏日でした。