「佐久の季節便り」、「クサヒバリ(草雲雀)」、鳴き声響くも、姿は見えず…。

冬用寝間着で就寝…、一頃の寝苦しい夜、信じられません。

天気予報は、「長野県佐久地域に濃霧注意報…」と、今朝も特別扱いです。

アメダス、最低気温は15.5度(6:08)、ずいぶん涼しくなりました。

その証拠に、「ミンミンゼミ」の鳴き声がピタリと止みました。

虫の音も、何となく寂しげに感じられます。

聴き慣れた虫の音に替わって、「チリチリ…」と、日中にも鳴き続ける虫の音が耳に響きます。

皆さん方もお気づきでしょうか…、「声はすれども、姿は見えず…」

さて、この虫の「啼き声」と「姿」との一致は、偶然、3年前、2017.9.24のことです。

(ブログに投稿、画像も数点、ご覧ください)

台所にやってきて、お茶碗に飛び乗ったのです。

この後、目の前で翅を擦り合わせ、鳴き声を聴かせてくれました。

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改めて、「クサヒバリ」をネット検索してみました。

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別名/「アサスズ」、漢字で書けば「朝鈴」…。

に鳴らすの音…」、ピッタリのネーミングですね。

・全体に薄い色で、後腿節の外側にある2本の黒帯が特徴、林縁の藪に生息する。

・「フィリリリリ」と続けて鳴く。

※メモ 別名「アサスズ」は早朝から鳴く事から付けられ、昼夜問わずに美しい声で鳴く。…しかし、声は聞こえても探し出すのは難しい。

いつまで、この美しい…? やかましい…?鳴き声を響かせてくれるだろうか…。

姿は、やはり、見せてはくらないだろうな…。

 

今日は、移動図書館車・「草笛号」の巡回日…。

以前に借りた『森をつくる C・Wニコル』

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自然欠乏症(NDS)という病

三十年ほど前に「日本の森で絶滅した動物がいる。それは人間の子どもだ」と書いたことがある。

全く同感ですね、もっと自然に親しんでもらいたい・。

谷川俊太郎:『詩の本』木を植える

木を植える

それはつぐなうこと 

私たちが根こそぎにしたものを

草木を植える体験を、もっともっとさせたいですね。

アメダス、最高気温は25.2度(15:55)、「夏日」でした。