「佐久の季節便り」、旧暦・「八朔(はっさく)」、<月>の会…。

 「浅間連峰」、上半分が白い雲で覆われています。

曇り空に「フィリリリリリ…」「クサヒバリ(草雲雀)」の鳴き声が響いています。

アメダス、最低気温は17:9度(5:57)、

秋雨前線」が活発になり湿度が高く、お天気は不安定の予報です。

朝イチ仕事は、「可燃ごみ」をステーションに出しました。

「除草ゴミ」を出す家庭もあって、いつものように山盛り状態です。

場所に余裕があるご家庭では、「堆肥積み」や「コンポスト設置」をしていただきたい「です。

ゴミの減量になるし、土作りになるから、「一石二鳥」だと思いますよ。

 

今日は、旧暦、八月朔日(ついたち)「八朔(はっさく)」と呼ばれることがあります。

月の運行では「新月(しんげつ)」、月例の<月>の会の開催日です。

三密を避ける意味からも、会場を「賢治ガーデン」に決めて、集まりました。

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山の小径わきに並べた、愛称・「ポランのスツール」が大活躍しました。

先ず、「八朔(はっさく)」とは…?『広辞苑』を一部、引用します。

①この日、贈答をして祝う風習がある。

②ミカンの一品種、

佐久地方には、現行歴8月1日に「お墓参り」をする習慣があります。

これは「戌の満水」・大洪水により多くの犠牲者を出したことを悼むことが起こりです。

しかし、これは旧暦八月朔日のことなので、今の季節にやってこそ本来のことです。

つまり、大洪水は、台風による大雨が原因だったのです。

このことを忘れては、いけません。

 

秋分が近づいて、彼岸花が咲き始めていました。

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種子ができない「三倍体」植物であることを¥を話しました。

この場所が、かつては水田地帯であったかことから、「イネ(稲)」の品種が話題になりました。

宮沢賢治の奨励した、冷害に強い「陸羽132号・賢治米」で炊いた花巻の板垣農園産のおかゆ」缶詰には、皆さんが興味津々の様子でした。

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同時に送っていただいた、種子籾(たねもみ)について、播いて育ててみたいという声がありました。

このような活動で、賢治さんの人柄や業績を偲ぶこともいいと思います。

10月1日・中秋の名月」の月待行事・観望もこの場所で行い、設えやお供え物の計画を立てました。

テレビの天気予報で、「八朔(はっさく)」の説明がありました。

「旧暦・八月朔日」、現行暦の9月頃の台風に気をつけなさい…。」と告げました。

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アメダス、最高気温は27.5度(13:13) 、意外に気温が上がりました。

夜になって、小雨が降り始めました。