「佐久の季節便り」、「ペンタス」・を部屋からベランダに出して、日光浴…。

久しぶりに朝から晴れて、「浅間山」も見えています。

朝イチ仕事は、洗濯干しと可燃ゴミ出し…。

アメダス、最低気温は13.9度(4:05)、冷え込みは緩んでいます。

寒い日が続いて、ベランダから部屋に避難した鉢物を、今朝はベランダに出して日光浴…

ペンタスは、やや寒さに弱いとか…、部屋で冬越しさせるつもりです。

後ろに見える「アボカド」幼木も、同様です。

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さて、今日は高齢者優先で、インフルエンザの予防接種を受けます。

診察もセットとのことで、久しぶりに主治医の先生にお会いしました。

野良仕事や力仕事は遠慮して、読書をしよう…。

帰り道に本屋に寄って、『文藝春秋』11月号を購入、2冊ほど注文しました。

選んだ本は、浅田次郎歴史小説『一路』です。

巻末に地図、蒔坂左京大夫参勤行列が歩んだ中山道 

◎囲みは宿泊地 「田名部」は架空の地名

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ほぼ真ん中に、岩村田日本橋から22番目の宿場が見えます。

岩村田宿には、城下であることから遠慮して、「本陣」・「脇本陣」はありません。

宿泊地は、本文中に「龍雲寺」とあります。

文庫本・下巻の表紙カバー・絵 その一部に岩村田宿 内藤志摩守 が見えます。

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其の五 風雲 佐久平 本文の一部を引用します。

 信州佐久郡岩村田は、内藤志摩守一万五千石の御陣下である。

 当主志摩守正誠(まさあきら)は弱冠十七歳ながら、奏者番の大任を務めている。父が早逝したため、若くして祖父の跡を継いだのである。(中略)

 岩村田の殿様は、どうやら天狗になっておいでのようじゃの。たかだかの陣屋大名が城を持ったぐらいで、お出迎えは用人ひとり、到着の使者を立てれば御殿様がお運びになるどころか、そちらから挨拶に来いとは無礼も甚だしい。ここまで恥をかかされるくらいなら、さっさと乗り打ちすればよかったわい」〜佐久間勘十郎はぐずぐずと唱え続けた。(中略)

 遅いー。

 内藤志摩守は広敷を歩き回りながら、しきりに床の間の西洋時計を見た。

 日が傾けば寒うなって、藤ヶ城の案内ができぬではないか。あの父親気取りの陣屋旗本に、分限のちがいを思い知らせるまたとない機会じゃというに。

 

文庫本の「帯」に、ドラマアンコール放送 決定! 国民的人気小説 

佐久市の皆さん、是非、手にとって読んでみてください、

 

秋晴れ、軒下に置いた「バケツ稲」稲穂が黄金色に…。

花巻市石鳥谷の板垣農園から送られてきた 、正真正銘の「陸羽132号・賢治米」種子から育ちました。

6月5日に届いてから播いた、冷害に強い、宮沢賢治奨励米の面目躍如です。

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20年以上、標本的に育て続けている籾と、違いがあるかどうかを比較観察してみます。

 

アメダス、最高気温は、24.9度(12:20)、辛うじて「夏日」」は免れました。