「佐久の季節便り」、「渋沢栄一」を、読書の秋に学ぶ…。

どんより、曇り空、「冠雪の浅間山」の所々が見えています。

階下に降りて、居間の温度計を見ると15度、部屋も寒いです。

アメダス、最低気温は5.7度(1:53)、日中の日差しはなさそうです。

県内の開田高原やサウが平高原は、氷点下を記録したそうです。

新聞を取りに出ると、塀際の「鬼灯(ほおずき)」の実が、冷たそうです。

袋の朱赤色を見ると、ハロウィーン近しを思います。

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目の前に、孫娘が置いていった「本」が一冊…。

2021年の大河ドラマ・「渋沢栄一に関するものです。

著者も、人気の齋藤孝先生です。

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「読書の秋」、外は寒いので野良仕事も後回し…。

炬燵にもぐって、パラパラと目を通しました。

斎藤先生には、ずっと以前に、賢治関係のセミナー(戸隠)でお会いたことがあります。

この本(p.112〜113)に、宮沢賢治の詩がとりあげられていました。(一部を引用します)

論語と算盤』の教え15 仕事を趣味として取り組む

何事でも自己の掌ることに深い趣味をもって尽しさえすれば、自分の思う通りにすべてが行かぬまでも、心から生ずる理想、もしくは慾望のある一部に適合し得らるるものと思う。

仕事を趣味にする (略)

仕事が楽しくなる秘訣

 宮沢賢治の『生徒諸君に寄せる』という詩にこうあります。

<この四ケ年が/わたくしにどんなに楽しかったか/わたくしは毎日を/鳥のやうに教室でうたって暮らした/誓って云ふが/わたくしはこの仕事で/疲れをおぼえたことはない)

 花巻農学校で教えた日々を追想して、「自分は仕事で疲れない。なぜなら、教室で鳥のように歌って暮らしたからだ」と言います。賢治は教えることが趣味だったのです。

「こうやったらもっと楽しくなる」「こうしたらもっと自分の思ったとおりになる」、そういう思いで取り組んでいる人は仕事が楽しくなります。

 趣味として物事に取り組めば、「こうしてみたい」という理想に近づくことができます。

 

渋沢栄一は、佐久市ともゆかりのある人物なのです。

若い頃、佐久市に何度も訪れています。

佐久市内山疣水(いぼみず)の岩山に、地域の有志が漢詩」・文学碑を建立しました。

 私は、3回ほど現地を訪れ、文学碑の前に立ちました。

残念ながら、解読する力がありません。

改めて、ネット検索してみました。

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右から8行目の「衝青天」の3文字が、大河ドラマのタイトル・「青天を衝く」だそうですが…。

若くして、こんな漢詩を書く人物だから、勉強家であることは事実です。

褒め讃えて、石碑を建てた地元の人たちも立派で、佐久市民としても誇りです。

意味についても、ネット検索して学ぶつもりです。

 

先日、テレビで丹波篠山の黒豆」を視聴しました。

「黒豆・大豆」・熟しの度合いで、「枝豆」の楽しみ方は3段階あるそうです。

2段階目・「黒枝豆」は、七輪で炭火焼き。

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ガスレンジで、焼いてみましたが、残念、焦げ目が着きません。

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午後は、雪でも舞いそうな底冷えがします。

少しでも体を動かそうと、庭先の「鉢物」をビニールハウスわきに移しました。

アメダス最高気温は9.9度(15:14).とうとう一桁の気温になりました。

朝右の朝は冷え込んで、4度・「霜予報」が出ました。