「佐久の季節便り」、秋晴れ、今日は「柿の日」…。

夜中に目覚め、ラシオを点けると、堀内孝雄」の歌声が…」

真似のできない独特な歌声…、聴くとは無しに聴いてしまいました。

続いて、「絶望名言」までも…、二度寝して起きたら8時近くでした。

外を見ると、晴れて「浅間山」もくっきり見えています。

アメダス、最低気温は1.7度(5:22)、かなりの冷え込み、秋晴れの予報です。

読売新聞一面に、コントレイル 無敗三冠 父・ディープ以来

写真入りです。

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関連記事が19・31面にも掲載され、人々の関心の高さが頷けます。

コロナ禍の昨今、菊香る季節に、胸のすく出来事でした。

秋晴れの好天気、庭先・外仕事が捗ります。

「十月桜」の整枝作業を仕上げ…、すぐに、シュレッダーがけ…。

午前中ずっと、かかりました。

 

昼休みには、早朝の「絶望名言」を思い出しました。

「聞き逃し番組」で復習して、宮沢賢治の絶望名言」を知り再生しました。

頭木さんは、数多い賢治作品から、「絶望名言」をたくさん紹介してくれました。

認識を新たにすることばかり…、例えば、「猫の事務所」、語り手の最後の言葉です。

<ぼくは半分獅子に同感です。>

宮沢賢治の全童話を読む』、安藤宏の解説を改めて見直しました。

〜結局は他の猫たちの讒言を信じ、ついに釜猫は排斥されてしまう。そこに獅子が現われ、事務所は閉鎖されてしまうのだった。

語り手の結末の概括は、実はこうした理不尽さに向けられたものだったにちがいない。

 この童話には初期形が存在する。実は初期形にあっては最後の語り手の概括は存在せず、<釜猫>も、他の三匹の猫も、事務長も、それから<立派な頭を有った獅子>も、すべて<あはれ>で<かあいさう>なのだという文言によって結ばれていた。単なる差別への告発を越え、政治的な力関係抜きに生きて行けぬこの世の<あはれ>こそが問われていたという事情を、この事実は端的に示してくれているように思われる。

おかげで、この作品の読みが深まりました。

 

書店に注文していた『発酵手帳2021』が、届きました。

ページをパラパラ捲っていると、今日は「柿の日」だそうです。

そう、「柿くへば鐘が鳴るなり法隆寺」、この句を、正岡子規が詠んだ日なのです。

それに、「柿の旬(しゅん)」でもありますね。

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薩摩芋が豊作、「焼き芋」は食べ飽きました。

男の手料理は知恵を働かせて、相性のいい「紅玉・りんご」と煮てみました。

バターと蜂蜜も入れて、本格的?な結構なお味でしたよ。

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早めの野良回り、残った「大豆」と「落花生」の収穫…。

収穫後の畑の空き地に耕耘機を回すと、枯れ草が絡まって、大変でした。

5時前には薄暗くなって、「十日」のお月さまが雲間に見えました。

アメダス、最高気温は18.3度(14:50)、雲が多い秋晴れでした。