「佐久の季節便り」、「小楢(こなら)」(賢治ガーデン)に野鳥の巣が…。

裏のグランドには、真っ白に「霜」が降りました。

「コスモス」の完熟した果実は、さながら「霜の花」です。

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アメダス、最低気温は氷点下2.3度(4:57)、久しぶりに氷点下の冷え込みでした。

風が弱まり、朝一番の仕事は、「リギダ松の落ち葉掃き」、簡単に済ませました。

そして、「ひろば(賢治ガーデン)」に行き、「落ち葉掃き」や「野菊類」の片付け作業など…。

「小楢(こなら)」の整枝作業をしていると、枝に「鳥の巣」が…。

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今までにも、数カ所で「鳥の巣」に出会いました。

開園して6年、「ツクツクホウシ」が鳴き、「アサギマダラ蝶」が飛来し、「賢治ガーデン」にも、ようやく自然の生態系がみられます。

うれしい限りです。

さて、NHKラジオ・「今日は何の日」で、「昭和38年の今日、ケネディー大統領が狙撃された」と…。

この日のことを、昨日のように覚えています。

実は、友人と二人で下伊那・園原の御坂神社から、藤村の馬籠に向けて歩いている時でした。

ぶら下げているトランジスタラジオ」に、緊急放送が流れたのです。

衛星放送開始・初のニュースが、全世界を震撼とさせた、重大事件だったからです。

そして今日、賢治ガーデンで作業していたら、ボランティア仲間から「この木は何んて言うの…?」と問われました。

姫五加(ひめうこぎ)ですよ…」と返事しながら、偶然な出会い・不思議なことがあるもんだな…と思いました。

それは、ケネディー大統領が尊敬する日本人として、上杉鷹山を挙げたこと…。

鷹山は、米沢藩の藩政改革の一つとして、人々に「姫五加(ひめうこぎ)」の活用を勧めたことでした。

早速、名札に添えて、以上の内容の「説明板」を立てることにします。

『世界の植物』から「ヒメウコギ」の写真・解説を一部引用します。

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ウコギの生垣ヒメウコギを家の周りに植えておき、春先の若葉を摘んで食用にする、ゆでて和えものにしたり、刻んで塩を加え、飯に混ぜてウコギ飯にする。

「生垣」に使われるのは、枝に棘があり、根を伸ばしてよく殖える性質によります。

挿し木でもよく増え、私もその方法で殖やしました。

 

「ひろば」には、「犬黄楊(いぬつげ)」の生垣があります。

整枝のアイディア「新幹線」をかたどる、つまり「トピアリー」です。

E7系ですが、小さな子どもも読めるように、「いー・ななけいしんかんせん」と、ひらがなの名札にしました。 

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午後は、裏の道わき花壇の「野菊類」の片付け…、松葉も掃きました。

夕方、雲の多い空の雲間には「十月八日」・上弦のお月さまが、明るく輝きました。

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アメダス、最高気温は19.9度(13:12)、しのぎやすい一日でした。