「佐久の季節便り」、「忍冬(すいかずら)」を、Fm放送…。

夜間に目覚めずに、朝を迎えました。

北の窓を開けると、グランドには真っ白く強い霜が…。

早くも、屋根の霜が日差しで融けて、流れています。

アメダス、最低気温は氷点下1.5度(4:54)、氷点下の朝が当たり前になってきました。

新聞の一面トップ見出しには、都、飲食店に時短要請 小池知事「不急の外出自粛を」

大阪あすから 札幌は延長へ 

〜重症者が連日50人を超えるなど、感染状況が悪化していることから実施を決めた。〜

一面の明るい記事は、ソフトバンク日本一4年連続 写真入りです。

昨夜のテレビ放映写真、円を描いたホークスの選手たちLIVEの文字がその瞬間を祝福しています。

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「タカ(鷹)」・「ホークス」は、子どもの頃の南海ホークスからのご贔屓球団です。

南海電鉄」や「大阪」までも好きになったりして…。

「贔屓(ひいき)」は、「応援」なんてものでは説明ができません。

子どもの純真な、強いチームへの憧れでしょう…。

当時、「山本一人(かずんど)」という、スーパースターがいました。

その後、姓が「鶴岡」に替わったりしましたが…。

「ホークス」のブランドは、後期高齢者になった今でも、息づいています。

 

佐久市立図書館の移動図書館車・草笛号が、通常は水曜日ですが、今日は木曜日に巡回してきました。

高橋源一郎:『還暦からの 電脳事始(デジタルことはじめ)』、山口仲美:『すらすら読める 枕草子』など、」5冊を借りました。

その後、今日のFm放送資料を、地区内に配りました。

岩村田城址の縁を回る途中で、日頃、気づかなかった植物に出会いました。

「黄烏瓜(きからすうり)」の実、「信濃柿(しなのがき)」、「蔓梅擬(つるうめもどき)」などです。

信濃柿」「しぶ」とも呼んで、渋くて食べられません。

「強い霜が降りて、萎れたようになってから、ようやく食べられる…」

お腹を空かした子供等の生活の知恵でした。

今では、子どもはおろか、野鳥たりも見抜きをしないようです。

久しぶりに、子どもに返って、懐かしい甘さを味わいました。

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放送タイトルは、岩村田城址に残る「忍冬(すいかずら)」

(1)寒さにも耐える、常緑蔓性小低木

初夏に、葉のわきに2センチほどの筒状で先が裂けた花を2個ず着けます。

花が結実しても2個並んでいます。(ちょうど一ヶ月前、10月26日)

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花のもとに蜜があるので、子どもたちが好んで吸うことが、「吸い葛」が名前の由来です。花は、2日ほどすると、白色から黄色に変化します。「金銀花」とも呼ばれます。

漢名:「忍冬(にんどう)」の由来は、冬になっても常緑で、葉が枯れないからです。

何と、葉は紅葉もします。

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CD曲「野菊」 歌:伴久美子 作詞:石森延男 作曲:下総皖一

 秋に咲く草花の中でも代表的な、野菊の花の清らかさ、やさしさ、寂しさ、霜にあっても負けない強さ、明るさ…、太平洋戦争が始まった翌年の発表とは思えない気品があります。

(2)葉やは花に、利尿、抗菌、解毒の薬効 『佐久の薬草』『信州の薬草』参照

◯こんな症状に:皮膚病、口内炎、関節が痛いとき、アセモ、火傷に…

◯採取の時期と使い方 (記載略)

◯強壮薬・スイカズラ酒(花酒)の作り方 (記載略)

◎『現代農業』には、「風邪薬いらず」と手記が投稿されていました。

 花は、キュウリの酢味噌和えにも…。

花の時期を忘れずに、利用したいと思っています。

 

夏、<月>の会で、御代田町の古刹・「真楽寺」を訪れたときに、偶然スイカズラの花」に出会ったことも、放送で話しました。

放送後、そのことを、<月>の会のまとめ役に、電話連絡しました。

今夕、「十二日」のお月さまは、明るいうちに東の空に昇り、暗くなると黄色く輝きました。

アメダス、最高気温は14.5度(13:26)、雲が広がり風まありましたが、日中は日差しの温もりが感じられました。

明日は、お天気下り坂の予報です。