「佐久の季節便り」、「三日月」・「木星」・「土星」が、そろって西空に…。

厳しい冷え込みを覚悟して、寝床から起き出しました。

積雪も気がかりでしたが、それもなく、辺り一面に、朝日が降り注いでいます。

アメダス、最低気温は氷点下5.1度(6:52)、今朝は、予報ほど下がりませんでした。

浅間連峰は、「雪雲」がようやく霽れて、白銀の山肌が見えています。

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よく晴れて、朝のうちは洗濯日和…。

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午前中は暖かい部屋で、来週のFm放送の資料作りやら、年賀はがきの印刷など…。

「残りがちょうど2週間…」、言われれば、ますます気分が焦ります。

でも、天然自然・天体ショーは、そんなことにはお構いなし…。

今日は、旧暦、十一月三日で、「三日月」さまに出会えます。

「あすの暦」を見ると、月齢2.4、日の入り時刻と月の入り時刻との時間差が2時間33分と、長く好条件です。

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西空の天候条件もよく、「6時頃が最適か…」期待が高まります。

薄暗くなり、5時を回った頃、<月>の会・会員から、「三日月さま、見えたよー。」、情報が入りました。

おもむろに腰を上げてベランダへ…、夕闇迫る西空に、見事な三日月さまが…。(17:10)

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おや、右上にお星さまが、2個並んで見えています…。

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木星と、もう一個の星は…?このことは、知らなかったなー」

階下に降りると、ちょうど、テレビの気象予報士が、「今、月と一緒に、木星土星が並んで見えますよ…。」と、知らせました。

「やったー!!」、写真がうまく撮れて、満足でした。

<月>の会・会員からも、木星土星がランデブー…」と、情報が入りました。

木星」と「土星」の接近はごく珍しいことで、さらに近づくそうです。

『月と季節の暦』(スタジオほもり制作)を開くと、「惑星と月遭遇表」に、しっかり記載されていました。

三日(12月17日)木星土星17:30〜18:00

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先月・二十九日(12月13日)金星5:30

「これも、見逃したなー、この朝は、何してたんだろー?」

「これからは、見逃さないように、しっかり見ましょう。」

18時をまわり、西に沈む直前の三日月さまは、赤みを増して美しく光りました。

 

アメダス、最高気温は2.4度(14:14)、風が少なくしのぎやすい一日でした。

ポイント予報、明朝は、また厳しい冷え込みが…。