「佐久の季節便り」、「冬至」の朝、氷点下10.8度…、夕方、木星・土星、「超大接近」を観望…。

昨夜の就寝時、早くも氷点下8度…、厳しい冷え込みを覚悟しました。

二十四節気・「冬至」の朝は、「紅浅間」で明けました。(7:06)

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「あすの暦」日の出時刻は6:56(長野)、日の入り時刻は16:35(長野)

昼間の時間は9時間39分で、確かに短いですね。

これからは、わずかずつでも、昼間が長くなっていくのは嬉しいことです。

日が差し始めると、洗濯日和に…、シーツまで洗いました。

 

お昼前、久しぶりに「ひろば・賢治ガーデン」に出かけました。

約束で、小布施から来客者があり、植裁を案内しました。

「栃(とち)」の冬芽は、粘着物質で身を包み、寒風に耐えています。

画面下部・奥に「白銀の浅間」が…。可愛い「葉痕」も見えますね。

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日中は、風も弱く、穏やかでした。

 

夕方、「夕焼小焼」が流れる頃には、「七日」のお月さまは東の空高く昇りました。

お楽しみは、西空の天体ショー・木星土星の「超大接近」の観望です。

薄暗くなった頃、カメラに「木星」が、何とか収まりました。(17:14)

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でも、近くに見えるはずの「土星が、どうしても見つかりません。

双眼鏡を向けると、すぐ右上に並んで見えました。

ほとんどくっついて、1個の星として見えたのです。

こうして見当がつくと、後期高齢者の肉眼でもはっきり見えました。

確かに、これは「超大接近」ですね。

仕方がないので、300ミリ望遠レンズを向けると、ようやく、「木星」と「土星」とが並んで見えました。

土星」はやっと見える程度ですが、敢えて視野のままで、デジタル拡大はしていません。

皆さん、これは、視力検査ですよ。

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ネット検索、「木星」と「土星」との「超大接近」・模式図です。

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テレビの気象情報でも話題に、望遠鏡で観た「土星の環っこ」も…。

「約400年前、家光が3代将軍になる1か月前以来のこと…」

妻を強引に誘い、改めて肉眼で観望を楽しみました。

<月>の会の皆さんにも、電話を入れました。

約400年前のこと…、ネット検索・ウェザーニュースを見ました。一部を引用します。

木星土星は約20年周期で接近しますが、これほどの大接近になるのは1623年7月17日、(日本では徳川家光江戸幕府3代将軍になる1か月ほど前以来)のことで、実に約397年ぶりになります。次回、今回と同程度近づくのは60年後の2080年になりますす。

なお「接近」と呼んでいますが、実際に2つの惑星が近づいているわけではなく、地球から見たときの方向が同じになり、近づいて見えるというわけです。(以下略)

 

快晴、防寒のダウンを重ね着、正ちゃん帽を被って重装備、楽しい天体ショーでした。

アメダス、最高気温は4.9度(13:31)、日中は穏やかでした。

明朝も、厳しい冷え込みの予報です。